風格漂う中野ブロードウェイで ワインを楽しむ 大人リノベーション
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前の家に10年住んでいたというご夫婦。30平米と狭かったけれど、馴染みの店がたくさんの高円寺の商店街に間近の立地だったこともあり、居心地が良く気に入っていたそうです。でも、元々一人暮らしのために借りた家に二人で暮らしていると、ものが溢れて荷物が入りきらないようになってしまったとのこと。かねてから中古マンションのリノベーションに興味を持って、relife+(リライフプラス)を読んでいたら、リノベーションも手がけるEcoDecoの名前を発見。調べてみると、依頼主の勤務先の目と鼻の先にEcoDecoのオフィスがあったそうです。その偶然に後押しされて、問い合わせをしたのが始まりとのこと。自由な設計が出来ることや、新築と比べトータルの費用が抑えられることに惹かれ、リノベーションするための物件探しをスタートしたと言います。
空間の能力を100%活かす、家具を含めた住まいづくり
リノベーションするための物件を探し始めた当初は、照明は絞りたい、黒が基調の家が良いなど要望はあったものの、その当時は物件に対し、初めから明確な要望を持ってはいまかったという依頼主ご夫婦。お正月から3月まで、じっくりと物件探しを進め、中野ブロードウェイを見つけられました。旦那様がこの物件に一目惚れ。迷いを持っていた奥様を説得し、購入に至ったそうです。リノベーションは、「ヴィンテージなホテル」をキーワードに設計を進められました。「家が狭く、家具を買うこともできなかったのに。今では製作家具や、黒に統一して買い替えた家電に囲まれて暮らしています。家全体に統一感があるから、少し散らかっても雰囲気が損なわれず、とても楽です」と、奥様もご納得いただける仕上がりになりました。