バーのような住まいが完成。リノベーションでライフスタイルが一変！

以前は港区内で賃貸暮らしをしていたMさん。「引っ越し歴は10回以上です。海外含め、転々としていたんですが、そろそろ落ち着きたいと思って…」。最初は購入の予定はなかったが、物件を探すうちに、「中古マンションを買って好きなインテリアにリノベーションして生活したい」と思うようになったという。

気になるリノベーション会社は３社ほどあったが、「リノまま」は、工事のことだけでなく、物件に対する知識が豊富だったことも安心感につながったという。「レスポンスが早く、仲介から設計・施工までワンストップで依頼できる点も助かりました」とMさん。

予算は、リノベーション込みで３０００万円。エリアは「中央区」「港区」「千代田区」の３区内で探し、将来を考え、賃貸にも出しやすい物件であることも条件に加えた。 「ここが最初に見た物件だったのですが、共有スペースがゆったりしていて、管理がきちんとしていたのが好印象でした」とMさん。価格、広さ等すべての条件をクリアしていたことはもちろんだが「いちばんの決め手は、ほかの業者さんの内見者がいたこと(笑）。あー、ここはやっぱりいい物件なんだな、と決心がつきました」

打ち合わせ期間は約１か月。週末ごとに打ち合わせを重ね、集中的にメールのやりとりをしてスピーディーに進行した。「契約が今年の３月で、6月には竣工していたので早いですよね。早く完成したうえにイメージ通りに出来上がってとても満足しています」。 担当したMSリノベーター・石井愛子さんとは同世代。打ち合わせを兼ねて、お気に入りのバーやショールームに一緒に出向き、イメージを伝え、設備や内装材などをセレクトしていったという。

Mさんの希望は、生活感を感じさせないシックなバーのようなインテリア。「夜景が似合う、落ち着いたスペースにしたかったんです」。家にいるときは、食事と睡眠でほとんどを占めてしまうので、キッチン中心の住まいを要望した。

間取りは、浴室やトイレなどの水回りの位置は変えずに、和室を広めのLDKに変更。リノままから提案されたプランをベースにプランを詰めていったが、持ち物は少ないほうなので、収納に対するこだわりはそれほどなかったという。

リビングの壁の一部をコンクリートのペイント仕上げにしたり、キッチンカウンターの壁にモザイクタイルを取り入れるなど、素材と色使いにこだわり、お店の雰囲気に近づけていった。

シックなインテリアに囲まれ、週末ごとにホームパーティー

黒とシルバーと茶で構成されたインテリアは、シックで男っぽい雰囲気が漂う。リビングの壁の一部は、コンクリートのペイント仕上げにして、グリーンの立体額縁をセットしている。クールな空間に癒しアイテムが加わり、居心地のいい空間に仕上げている。 「住まい全体が男っぽいので、寝室の壁だけは花柄のクロスにして、ちょっぴり女らしい雰囲気にしました（笑）」

新居は、東京メトロ(地下鉄)の勝どき駅と月島駅の両駅が利用でき、銀座や築地にも近く交通アクセスがいい。スーパーや店舗が多く、最近はおしゃれなカフェやバーも増えているという。「引っ越して約1か月ですが、最近、行きつけのバーもできたんですよ」と早くも地元に慣れてきた様子。「下町のような雰囲気もあって、ゆったりしているところが気に入っています。自転車メインの生活なので、これから散策するのが楽しみです」

引っ越し以来、生活が一変したと話すMさん。「以前は、家では寝るだけの生活で、外食も多かったのですが、今は、とにかく早く家に帰りたいんです！」。入居後は毎週末のようにホームパーティーを開いているという。「家が変わるとこんなにも違うんですね。とても充実しているので、リノベーションは絶対いい！って友だちみんなに勧めているんですよ（笑）」（撮影　遠藤宏　取材・文　渡辺里佳）

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