築41年のマンションを「自分たちの色」で真新しく！
スタイル工房 (設計・施工)
木板を貼った梁が空間のいい引き締めになっているK邸のLDK。効果的に取り入れられた色使いが古さを感じさせない
DATA
中古マンションを買ってリノベーションして住みたいと考えていたKさん夫妻。リフォーム雑誌で知ったという、物件探しからリノベーションまでをトータルで任せることのできるスタイル工房のワントップサービスに興味を持った。相談会に参加し、物件探しの段階からスタイル工房にまとめて依頼することを決めた。
その後、スタイル工房と一緒に見つけた物件というのは、築41年、南面バルコニー側に洋室が2室、玄関側に1室、中央には壁付けキッチンのあるLDKという典型的な間取りの3LDK。夫婦2人での暮らしを楽しめる、ゆったりとしたLDKのある住まいにしたいというのが夫妻の希望だったという。
広々LDKと十分な収納を確保し、色を効かせた空間に
壁付けだったキッチンは移設して対面式に変更。また、バルコニー側に2室並んでいた洋室の仕切りをなくした結果、明るく開放的なLDKが誕生した。将来、家族が増えたときのことも考え、リビングの一部は子ども部屋にもできるような可変性のあるつくりになっている。
「当分の間は広々としたLDKと寝室さえあればいい」という考えだったが、すっきりと暮らすためには収納力がポイントになる。そこで 玄関には洋室の一部を使って土間収納をつくり、リビングのワンコーナーには、大容量の納戸スペースを設けて十分な収納を確保した。
デザインは夫妻のこだわりを最優先。空間ごとに印象が変わる、色使いが楽しいポップな住まいになった。
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床はパインの無垢材、壁の一部にはグレーのアクセントクロスを。天井は躯体を現した
壁付けだったキッチンは対面式に変更。家族の様子を見ながら料理ができるようになった
キッチンのカウンターはパイン材で造作。ラフな雰囲気に塗装し、コンロ前の壁は黒板に
清潔感のある白いタイルが印象的。窓側には調理家電などが置けるカウンターをつくった
2室をつなげてつくったリビングはゆったりとした空間に。左側の水色の壁の部分は納戸
アーチ型の入口は納戸スペース。既存の押入れの扉を黄色に塗装したルーバー扉は収納
ブルーのアクセントクロスを採用した壁の上部には、光と風を通すための窓を設けた
トイレの壁もピンクのアクセントクロスを使って明るい空間に。床はフロアタイルを採用
カラフルなタイルが目を引く洗面室。洗面カウンターはアッシュフリー板で造作した
リビングとは雰囲気を変えたいとの希望で、床をナラ材のパーケットにした廊下部分
上着用のクロゼットやたっぷり靴を収納できるオープンな下足棚を完備し玄関の土間
MATERIAL
床：パイン無垢材（LDK）、ナラ材パーケット（廊下）、コルクタイル（寝室）
オリジナル造作：キッチンカウンター、洗面カウンター
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