19/12/14 12:00 投稿
【2019 年間ランキング】最も注目されたリノベーション事例TOP10!!
リノベのトレンド
「最高のリノベーション会社がみつかる」リノベーション専門情報サイト『リノベりす』では、例年、その年に一番ユーザーの支持を集めたリノベーション事例をランキング形式で紹介しています。今回は、2019年の年間ランキングTOP10の発表です。
今回のランキングでは、部屋と部屋の仕切りをできるだけ省いたオープンプランの事例に人気が集まりました。その中で、第1位に選ばれたのは「ライフスタイルに合わせた大空間」を叶えた住まい。ダイニングスペースをキッチンと兼ねることで、おおらかで開放的なリビングを手に入れています。
そのほか、素材そのものの魅力をアレンジしたインテリアや、壁面のアクセントでありつつ空間の連続性を生み出す室内窓を、自分らしく楽しむ事例も目を引きました。
既成の間取りではなく、自由にプランニングできるリノベーションならではの事例TOP10。これまでの暮らしぶりや好きなテイストを反映した住まいのアイデアを、オンリーワンの家づくりに役立てましょう！
1位：ダイニングの省スペース化で、広々心地よいリビングに [インテリックス空間設計]
2019年で最も注目された事例は、仕事のオンオフに合わせて、広いリビングやインナーテラス、玄関土間を使いこなすスケルトンリノベーションです。住まい手のNさんは、日々仕事に忙しく出張も多い生活のため、オンもオフも充実する住まいをめざして間取りを一新。暮らしの中心となるリビングを広くとり、食事のためのダイニングコーナーはキッチンと一体化して省スペースに。リビングには、平日室内干しができるインナーテラスを設けました。出張のトランク置き場にもなる玄関土間を拡張し、隣のウォークインクローゼットの通風・採光を確保。依頼先選びやインテリアは当サイト「リノベりす」や雑誌から情報を取り寄せ、露骨すぎないインダストリアルスタイルと北欧テイストが調和した住まいへと仕上がっています。
こちらの事例は、住まい手Nさんのリノベーション体験談をインタビュー。事例と一緒にご覧ください。
土間・インナーテラス・WICを取り入れて。リノベで高めたライフスタイル。
「インテリックス空間設計」に依頼した、住まい手 Nさんのコメント
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
2位：家族もゲストも参加しやすいオープンキッチンが主役 [CLOCK(クロック) ]
第2位は、海外のアパルトマンをイメージして素材をスタイリッシュに生かしたリノベーション。もとの廊下や壁をなくし、透明感のある引き戸と室内窓でさりげなく仕切ることで、まるでワンルームのような空間に。ゆったりしたソファや雰囲気のあるダイニングテーブルをバランスよく配置して、居心地のよいコーナーをつくっています。憧れのオーダーキッチンは、セパレートの変型タイプ。家族やゲストが一緒に料理を楽しめるよう、オープンな対面スタイルにしました。既存の設備や施主支給を使い、コストを上手に抑えつつ理想の住まいを手に入れています。
コストバランスとの兼ね合いの中で変型キッチンをオーダー。抜け感をそなえたマンションリノベーション
「CLOCK（クロック）」に依頼した、住まい手 ご夫妻のコメント
“ジャンルレス”に肩肘張らず、楽でのんびりできる空間のある毎日を
3位：親子の距離がぐんと近づく「ツナガル」住まい [スタイル工房]
「ツナガル」をテーマに、子どもを見守るリノベーションが第3位。セミクローズドのキッチンから、ダイニングとつながるオープンキッチンに変更。さらに和室を取り払い、LDKがひと続きでつながる大空間に。リビングに隣接する子ども部屋には室内窓を取り付けて、視線がつながるようにしました。家族がつながる間取りに加え、インダストリアルな素材使いも魅力のひとつ。むき出しの梁やダクト、ナラ無垢のフローリングで、ラフでかっこいい雰囲気に。アイアン塗装の窓枠やヘリンボーン張りの玄関など、すみずみにまで素材感を生かしています。
空間がつながる！親子がつながる！心に響くアイデアが満載
「スタイル工房」に依頼した、住まい手 Mさんのコメント
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
4位
ゼロリノベ
めざしたのは、アートが並ぶ現代美術館。直線的で白い壁に囲まれた「箱っぽい感じ」をカタチにしたリノベーションです。住まい全体もシンプルな白い箱であり、リビングに浮かんでみえる寝室も小さな白い箱。白を背景に、好きな家具やインテリア雑貨、観葉植物をレイアウトし、自分たちらしい空間に仕立てています。ぐるっと行ける回遊動線で、人も光も風もスムーズに通り抜けるようになりました。
5位
タイル張りのアイランドキッチンを配した、シンプルシックなマンションリノベーション
リノデュース
廊下や和室を取り込んで、22帖の広々リビングを叶えたリノベーション。隣接する壁を抜き、アイランドキッチンに変更することで、回遊できるLDKに。子どもがのびのびと遊び回り、その様子を見守りやすいレイアウトになっています。白を基調とした部屋のメインカラーはグレー。コンクリートの天井や通し目地タイルの腰壁、さらにダクトのシルバーも調和して、素材感のあるシックなインテリアに。
6位
フィールドガレージ(FIELDGARAGE)
古くて素敵なものが大好きな夫妻が、新しい家具と馴染むようにつくり上げた住まい。愛用の古家具や新たに手に入れたアンティークドアを散りばめ、内装材にはレトロな雰囲気のものを厳選しています。眺めのよいマンション購入に費用を掛けたため、インテリアの希望を叶えつつ、リノベのコストを抑える工夫も。間取り変更は最小限にとどめ、室内窓で空間に連続性をプラス。DIYにもチャレンジしました。
7位
湘南リフォーム
約64平米のマンションに、2人分の独立した子ども部屋をつくったリノベーション。キッチンを移動することで、2部屋のスペースを生み出し、ミニマムな空間に必要なものを機能的に収めています。移動したキッチンは、使い勝手のよいⅡ列型に変更。洗面台を脱衣室から廊下に移し、帰宅時の手洗いや朝の身支度がスムーズになりました。各部屋に風が通り抜ける室内窓を取りつけて、結露とカビ問題を解決！
8位
リビングでも集中できるスタディスペースに！端正な壁と天井で描くマンションリノベーション
三井のリフォーム(三井不動産リフォーム)
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リノベりす編集部コメント
2019年の人気ランキングTOP10、いかがでしたか？今回も魅力的な間取りやカッコいいインテリア、暮らしやすい動線など素敵な住まいが集まりました。リノベーションするときに、開放感のある家にしたい！考える人は多いと思いますが、代表的なのは、和室や廊下を取り込んで、大空間をつくるというプラン。今回のランキングでも8割がそのパターンでした。さらに限られたスペースを生かすため、ダイニングとキッチンを一体化して、その分リビングを広くとる間取りも。「オープンプランにするなら、家族が集まる場所、くつろげる場所はどこだろう？」そんなことから、リノベを考えるのも楽しいですよね。「リノベりす」では、さまざまなアイデアを盛り込んだリノベーション事例をご紹介しています。間取りやインテリアの参考に、来年もぜひご覧ください。