【タチバナ商会】大正15年築の町家をリノベした店内で和の照明を@京都

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明治時代、石油ランプをつくる職人が製作した花笠の照明。復刻されたエジソン球の仄かな灯りが似合う。均一ではないオレンジの波型装飾も美しい。

ノップ碍子(がいし)やソケットなどの部品も販売。タチバナ商会では、照明の電気部品はすべて現代のものに交換している

昭和の雰囲気ただよう2階の1室。ちゃぶ台に置かれた当時のレコードや、壁に貼られた雑誌広告が懐かしい

入り口は吹き抜けに。2階には大きめのアールデコの照明が

京都市動物園や平安神宮にも近い落ち着いたエリアにたたずむ

座敷で使われていた優美な照明

京都市動物園や平安神宮の程近く。大正15年に建てられた町家を改装したタチバナ商会には、明治・大正・昭和初期の照明が1000種類以上そろう。この時代の照明は、すべて職人の手づくり。菊や梅、竹、葡萄、スズメなど自然をモチーフにしたものが多く、あたたかく空間を彩ってくれる。「昔、灯りの下には家族の笑顔がありました。ぜひ愛着の持てる照明を見つけて、家族の思い出を育む、あたたかいお部屋づくりに役立ててください」と店主。店内のあちこちに書かれた店主からのメッセージにも注目を!

( 撮影/宮野正喜 取材・文/杉山正博)

タチバナ商会  

京都府京都市左京区岡崎南御所町22-11 telephone* 075-762-0087 

open* 12:00~18:30 日定休 http://www.sukiyalamp.com/

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