青と赤がテーマカラー ビコロールの家
EcoDeco(エコデコ) (設計)
DATA
間取り図
“テーマカラー”の青と赤が、さりげなく家のあちこちに見え隠れしている楽しい配色のリノベーションです。遊び心いっぱいの夫とそれを穏やかに見守る妻、そんな初々しい2人を表しているような住まいになりました。
住み慣れた練馬区に限定した物件探しは、何社かのリノベ会社にお願いしていました。その中でEcoDecoのコーディネーターがまるで自分の家を探しているかのように楽しそうに物件を紹介する姿がとても印象的だったそうです。また、デザイナーも親しみやすく、「この人たちにならまかせても大丈夫!」と同社にリノベーションを依頼することに。家庭菜園も楽しみたかったKさん夫妻は、駅近で庭付きに加えて静かな点が気に入った中古のマンションを購入しました。
3案の提案のうち、3LDKだった部屋の仕切りを全部取り払いワンルームタイプにすることで夫婦の意見が一致。ワンルームとはいえ必要によって空間を仕切れるように、キッチンと寝室、キッチンと玄関の間の2カ所に引き戸を設けています。この2枚の建具も「青と赤」。引き込むと見えなくなり、キッチンを中心に家の中を一周できるように回遊性のある動線となっています。内装は、コンクリート打ちっぱなしの壁に木のアクセントがほどよく効いたシンプルで落ち着いた空間をテーマカラーで彩る、という明快な構成のプランニングになりました。
大量のCDと洋服はあえて見せる収納に
インディーズ系の音楽が好きで気が付くとこんなに増えてしまったという2500枚以上もあるCDは、リビングの壁一面に作られた棚に収まっています。夫が予算と要望を伝え、それをもとにデザイナーが3Dで提案したこの棚は夫のイメージ通りの仕上がりに。実はここにも「青と赤」がさりげなく隠れています。
多趣味な夫は洋服も多く、この洋服を収めるために考えられたのがパイプハンガーによる見せる収納。寝室に設置されたパイプハンガーは全部で3箇所。まるでアパレルショップのように掛けられた色とりどりの洋服が2人の楽しい生活を彷彿とさせます。
★リノベりすコメント★実はご主人がFC東京の大ファンとの事から始まったこのテーマカラー。シンプルな箱の中にお二人が生活するイメージそのままに「青と赤」も存在しています。若いご夫婦のフレッシュさを感じるリノベーションでした。
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