Renovation Story 住まい作りは「誰と歩むか」 我が家のリノベーション
EcoDeco(エコデコ) (プロデュース)
奥様がキッチンにいても、リビングダイニングの家族の会話に参加できる対面式キッチン。
DATA
間取り図
予算が限られている中、相見積もりをした工務店の中で最も見積額の高かった工務店を選んだO様。意外に思える選択ですが、その理由は「設計士さんを信頼していたので」。選んだ工務店は、担当の設計士といくつもの現場を手掛けてきたいわば阿吽の呼吸の関係。もしもう1度リノベーションするなら次回も同じメンバーで！と言い切るO様の大満足なリノベーションストーリーです。
広々とした空間を家族のための空間へ
O様のお宅には、マンションでありながら離れのようなスペースがあります。トータルの広さはなんと92㎡。1階なので、2人のお子様も元気いっぱい
「メリハリ」を効かせた予算配分でやりたいことを叶える！
徹底的にこだわるところがある一方で、既存のしつらえをそのまま使用した部分も多いというO様邸。来客が多く、家族の団らんでも過ごすことの多いリビングダイニングには手をかけましたが、「離れ」にあたる和室や長時間過ごすことのない廊下はほとんど手を加えていないそうです。実は、物件探しの最中には1度ならず2度までも、売主の都合などにより購入に至ることができず難航した経緯がありましたが、最終的には今の家にひとめ惚れをして運命の設計士にも出会うことができました。ドアなどの建具は意外と費用がかかる、といった予算を削っていくためのアドバイスも積極的に活用し、最終的には予算内で大満足の仕上がりとなったO様邸。家族の成長に合わせて部屋の仕切りを変えるなど、今後の計画にも夢が膨らみます。
【プロデュース：EcoDeco】中古物件の購入からリノベーションまでをトータルで提供。設計者を自由に選べるのも魅力。この会社のプロフィールページを見る
「離れ」に続く渡り廊下のような場所は、ご主人のワークスペース。あまりつくり込まずに、シンプルな造りにすることで、コストカット！
「離れ」としての和室は既存利用を多くし、クロスの上に塗装をしたり、床材を入れ替えた程度にした。今は、ご主人のお部屋として利用しているそう。
やんちゃ盛りの男の子たちも気兼ねなく走り回れる空間。リビングから寝室、廊下と回廊できるつくりは子どもにも好評。
洗面室はつくり込んだ仕上げでお金がかかったポイントでもありますが、実はドアがない！建具を削ることで、上手にコストカットに成功。
右側にあるトイレのドアは既存利用。廊下で長時間すごすことはないので、コストカット対象に。ちなみに、さらにコストカットするには、中のトイレを既存利用することも。
空間に合わせてつくったオリジナルのダイニングテーブルも、実は上手なコストのメリハリポイント。
油はねを心配して、壁側に向かせることも考えたキッチンですが、最終的には対面式にこだわりアイランドキッチンへ。
1度目に購入予定だったマンションの別の部屋の内見に訪れた際、やはり80㎡以上はほしいと再確認。おかげで広々とストレスフリーな空間を手に入れることができました。
広松木工のチェア（SONOチェア）とベンチも持込み品。このほかに同じく広松木工のチェストもあります。
ソファも持込み品のうちのひとつ。一見無機質なテイストと木のぬくもりが混ざり合う独特の空間にしっくりとなじんでいます。
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