壁のシェルフがマイギャラリー 愛猫と暮らす料理人夫婦

以前住んでいた住宅の環境が悪さがきっかけで、物件探しを始めたI様。当初は希望予算の合う新築マンションを見に行きましたが、既成品に住むことは肌に合わないと感じていたそうです。そんな時に出会ったのがこの物件。ご主人は「管理が良いし、陽当りも良い。そして、下町育ちの僕と、東上野に長く暮らす売主のおば様とのフィーリングもばっちり」と、この物件に決めたそうです。

10年以上かけて集めた奥様の好きなものに囲まれて

奥様は以前のご職業柄（インテリアに関わるお仕事）、家具や食器、小物など好みのテイストをはっきりとお持ちでいらっしゃいました。10年以上かけて少しずつ集められた奥様セレクトの物たちが、この家らしさを形作っているように感じられる物件となっています。

「提案頂いたファーストプランは私達の要望を満たしていました」と語るI様。そのため、平面計画の決定がとても早かったそうです。生活の中心であるキッチンのアイランド型の配置や、寝室とリビングが繋がった広い空間になっているのもひと目で気に入って、すぐに基本プランが決定しました。

しかし、見積り期間に入ってからは、予算がはみ出し、どうしようかと悩んだこともあったそうです。しかし、「『後でやろう』と思っていても、住んでしまうと腰が重くなってしまうだろう」と、当初予算の170万円オーバーのリノベーション費用に落ち着いたとのこと。そのため、「これもやっておけば良かった」と後悔していることはほとんどなく、好きな家、物に囲まれて楽しく暮らしているとのことです。

また、毎日晩酌をかかさないというI様ご夫婦。ちょっとしたおつまみを作って晩酌をするのが日課で、ステンレスのアイランドキッチンが活躍しているとのこと。隅々まで素敵なI様の暮らしぶりは、今後リノベーションを考えられる方、そして今リノベーション住宅にお住まいの方にとって非常に参考になるものだと感じます。