一石二鳥のインナーテラスで、快適な暮らしを手に入れたマンションリノベーション
フリーキスワークス (設計・施工)
DATA
間取り図
ユーモア溢れる自由な発想を家づくりに
開放感を感じられるように、ガラスの扉をデザイン
施主夫妻がリノベーションに踏み切ったのは、築23年・80平米超のマンション。南側にバルコニーがあるものの奥行きが狭く、窓からの景色もあまり良くない物件でした。また、昔ながらの細切れの間取り、家全体の暗さや湿気も気になっていたのだそう。
そんな空間を一変させたのが、バルコニーに沿って設けた約5畳のインナーテラス。部屋と外窓の間にスペースをつくることで屋外は見えにくくなり、また間仕切りにガラス戸を使って開放感をキープしています。グレーのタイルと光が透けるレースのカーテンで構成されたインナーテラスは、ちょっと素敵な空間。ガラス越しに見える自転車や観葉植物で、心地よく暮らしを彩っています。
洗面室~キッチン~インナーテラスの動線が便利!
インテリアは、ヴィンテージ感のあるシンプルなスタイル。メインの床材には、木目が美しく経年変化も楽しみなチーク無垢材を選びました。またリビングやインナーテラスの壁を真っ白な漆喰で仕上げることで、心配だった部屋の暗さや湿気も大いに改善しています。
間取りを変えるにあたっては、家事のしやすさを重視。家事の同時進行ができるよう、洗濯機のある洗面室からキッチン、インナーテラスまで無駄なく移動できるよう配置しています。またリビングと寝室をクローゼットでつなぎ、洗濯物の片付けも簡単に。洗面室やトイレを通る回遊動線が生まれたことで、朝の身支度や帰宅後の動きもスムーズです。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:チーク無垢材(LDK、廊下、個室)、タイル(インナーテラス、洗面室、トイレ)
壁:漆喰(リビング、インナーテラス、WIC)
リノベりす編集部コメント
インナーテラスをつくることで、屋外の景色を気にせず、ゆったりと過ごせる家になりました。部屋は狭くなっているのですが、かえって広がりを感じますよね。半分、外のような感覚で色々と楽しめそうです。