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斬新なようで実は温故知新?家の中に路地?《リノベーションのビフォー&アフター vol.3》

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「リノベの最新情報」の「斬新なようで実は温故知新?家の中に路地?《リノベーションのビフォー&アフター vol.3》」

リノベーション住宅のビフォー&アフターをスペース別にくわしくお届けしているこのシリーズ。今回は昔ながらの3LDKだった築26年のマンションを、マンションの住居スペースとは思えない、モダンでありながら和の雰囲気も感じられる空間にしたリノベーション事例を取り上げます。
マンションの専有部という限られた内部空間を、住まい方に応じて自由に拡張したり縮小できる方法を模索した結果、約71平米3LDKの間取りに路地のような土間空間が誕生。今まで見たこともない印象的な住まいへ生まれ変わりました。

3LDKから路地のある2LDKへ?土間空間が特徴的な住まいに

before:図面

after:図面

もとはよくあるマンションの間取りでしたが、思い切ってL型の長い土間空間のある間取りへ。プライベート空間を真ん中に配置し、それを土間でぐるりと囲った斬新なデザインです。角部屋で2方向に窓があるため閉鎖感がなく、訪れた人は明かりのほうへ導かれるようにLDKへ進みます。
プライベート空間は間仕切りを開けると全てつながり、気持ちよく風が通り抜けるように。どのスペースにもアクセスしやすい機能的な間取りです。

閉鎖的なキッチンから開放的なオープンキッチンへ

before:セミオープンで暗かったキッチン

after:キッチンを壁付けにしたことで空間に広がりが

セミオープンタイプで暗い印象だったキッチンは壁を取り払い、壁つけのオープンキッチンへ変更。梁の位置に注目していただくとわかりやすいですが、空間をひとつにまとめたことでかなり開放感のある空間になりました。
キッチンの一角だけは、シルバーのシステムキッチンや家電に合わせて壁面のカラーをグレーに。汚れたらすぐにお手入れしやすいグレーのタイル壁が、部屋のアクセントになっています。

白い壁天井で殺風景だったリビングが木の魅力溢れる空間へ

before:キッチンからリビングをのぞむ

after:木のぬくもりを感じるリビングに

リビングは広さこそそれほど変わっていませんが、木をふんだんに使うことでガラリとイメージが変わりました。特に印象的なのは「天井」と「窓枠」。無機質な素材をあたたかみのある木で覆うことで、くつろぎ感のある空間になるだけでなく上質さもプラス。
テレビをかけられる壁を新たに立てたことで家具が減り、よりスッキリとした印象に。比べてみると見違えるようなインテリアになったのがわかります。

廊下は位置を変えずに一部を部屋に取り込んで

before:リビングから廊下をのぞむ

after:寝室から廊下、リビングをのぞむ

家の中心を走る廊下は、位置とサイズを変えず一部をランドリーと寝室に取り込みました。廊下でありつつ、別の機能を持たせることで居住スペースを広く使うことができます。 玄関土間から寝室、ランドリー、そして廊下からLDKと空間が層になって重なっているため、間仕切りを開けたり閉めたりすることで開放感とプライベート性を両立させています。家じゅうを回遊できる直線的なデザインも建築家ならでは。

和室から路地をイメージさせる長い土間空間へ

before:リビングに隣接していた和室

after:障子はそのまま使用し、和の雰囲気のある土間

リビングに隣接していた和室は障子のみ残して全く違う機能を持たせました。玄関へ続くL型の土間はこの家の象徴。プライベート空間を壁から離しラワン合板の壁で囲ったことで生まれた土間は、窓からやわらかく光が入り、まるで町屋の路地のよう。突き当りにフォーカルポイントとなる見せ場を設けて空間を印象的に仕上げています。

リノベりす編集部コメント

暮らし方の概念を打ち破るような斬新なリノベーションでしたが、実は温故知新でレイヤー状になった住空間は昔の家からヒントを得ているそう。ビフォー&アフターの画像を比べてみると、間取りの変化だけでなく素材の変化も目を見張るものがあります。白いクロスの壁天井から木の質感を感じるインテリアへ。生活の質まであがりそうなビフォー&アフターですね。

この事例の室内の様子・詳細は、以下よりご覧いただけます。

限られた空間を有効活用しながらゆとりを感じる住まいに-土間のある暮らしかた-

 
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