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実録・「リライフプラス編集が本気で家探し!」(3)

リノベーション体験談

体験談1

物件探し、資金計画…、家を手に入れるためには、知らなければならないことがたくさん。物件探しから基本設計まで、これを読めば、リノベーションに必要なことが、すべてわかる体験談第3弾!(text utako hagiwara illustration rumi nishigori photo kohji yamada)

>(1)step 1. 個別面談、step 2. 物件探し

>(2)step 3. いざ、下見へ!

 

step 4. 資金計画

物件が決まったら頭のイタいお金の相談。君島家の年収は夫婦合わせて約700万円。用意できる頭金は1000万円。夫は自営業で、過去3年の収入を見ると、夫婦別々にローンを組むのは難しいとのこと。マンションの価格が2900万円、リノベーション予算は設計+工事費で約900万円、諸費用を約200万円と見積もってトータルで約4000万円。わが家の場合は頭金を1000万円用意できるので、リノベーション費用をそれで賄うことができるけど、そこまで用意できない場合でも、住宅ローンとリノベーション費用を同じ金利で組める銀行もあるのでご安心を。確かに新築で買うよりは安いし、月々の支払いも安くなるけど、今まで見たこともない大きな金額にちょっと腰が引け気味な私。
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体験談1-2

 

リフォーム&リノベーションにかかるお金の

【超!基礎講座】

マンションを買えばその代金、リフォームすれば工事費がかかるのは当たり前。でも、それ以外にも、購入手続きから入居後まで、様々な費用が発生することはご存じだろうか。これだけは知っておきたい、超!基礎知識をまとめた(※税率や助成制度は期限があるものが多数。期限や適用条件は再度確認を。
<監修:山中伸枝(ファイナンシャルプランナー)>

 

Lesson1

購入代金と工事費以外にかかるお金

新居を手にするまでには、様々な手数料や手続き費用が必要になってくる。まず、購入時には不動産会社に仲介手数料を支払う。金額は「物件価格の3%+6万円」に消費税。2000万円のマンションなら69万3000円になる。ローンを借りるときは、手数料以外に、保証料や団体信用生命保険料が必要。保証料や保険料は、ローンによって、一括払いの場合と、金利に含める場合がある。さらに、売買契約、ローン契約、リフォームの工事契約と、契約を結ぶたびに、契約金額に応じた印紙代がかかる。こうした諸費用は、現金払いが原則だ。ファイナンシャルプランナーの山中伸枝さんは、「全体の費用の10%程度は手元金として用意しておきたい」とアドバイスする。これ以外にも引っ越し費用やゴミ処分費、近隣への挨拶費用、また新しく家具や家電を買う場合はその費用も必要になってくる。

 

✽おもな諸費用の費目✽

●売買契約費用
・印紙代
・仲介手数料
 
●ローン費用
・印紙代
・事務手数料
・ローン保証料
・団体生命保険料
・火災保険料
・抵当権設定登記費用
 
●リフォーム費用
・契約書印紙代
・近隣挨拶費用
 
●引っ越し費用
・ゴミ処分費
・梱包費・運送費
 

 

Lesson2

住んでからかかるお金

晴れてマンションオーナーになったら、今度は、ローン返済に加えて、月々の管理費や所有に伴う税金といった、今までになかった出費が生じる。その多くは継続的に支払っていかなければならないお金だから、家計への影響は大きい。購入・リフォーム計画を立てるときから念頭に入れておく必要がある。
 

管理費・修繕積立金

管理組合に支払うお金には、管理費のほか、共用部分の修繕に備えた「修繕積立金」がある。どちらも「安いほどいい」とはいえない。管理の質が落ちては問題だし、実際に修繕工事を行うときに足りないと困るからだ。

 

駐車料金・トランクルームなどの使用料

駐車場を使用する場合にはその料金を管理組合に支払う。自転車置き場やトランクルームも共用部なので、使う場合は使用料を払うのが一般的。使用料は、通常、それぞれの施設のメンテナンス費用に充てられる。

 

不動産取得税

相続以外で不動産を取得したときに一度だけ払う地方税。東京都では、原則として「固定資産税評価額×税率」で計算する。中古マンションの場合、築25年以内で床面積50以上(240以下)なら控除が受けられる。

 

固定資産税・都市計画税

不動産を所有している間、毎年支払い続ける地方税。土地、建物それぞれの固定資産税評価額に一定の税率をかけて計算する。1月1日時点の所有者に課せられるが、年の途中に売買した場合、売り主と買い主で按分する。

 
 

Lesson3

住宅ローン控除と助成制度

ローンを組んでマンションを買ったり、リフォームした場合、年末のローン残高に応じて所得税の控除が受けられる。ただし、購入したマンションの床面積50以上、築後20年以内(耐火建築物は25年以内)など各種条件がある点に注意しよう。
また、住宅ローン控除とは併用できないが、一定の条件を満たすバリアフリーリフォーム、省エネリフォームにも所得税の減税がある。
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★資金計画の重要word★

信販・クレジット会社のローン

不動産会社やリフォーム会社には提携ローンを用意しているところもある。審査や手続きがスムーズなのがメリットだ。しかし、これは銀行でローンが組めなかった場合の策と考えた方がいい。提携ローンは通常無担保なので、金利が高かったり返済期間が短かかったりと、銀行ローンに比べて不利な場合が多いからだ。

 

★資金計画の重要word★

担保

ローンは、担保の有無で金利に差がある。通常、住宅ローンは購入する住宅を担保に充てるので、低い金利で借りられる。マンション購入と同時にリフォームする場合は、購入代金とリフォーム費用をまとめて借りるとスムーズ。分けた場合、住宅ローンとは別に、無担保ローンを借りなければならなくなる可能性がある。

 

★資金計画の重要word★

築年数とローンの関係

中古マンションを担保にローンを借りる場合、銀行によっては担保評価や返済期間を制限することがある。あまり古いマンションだと借入額が抑えられたり、返済期間が短くなる可能性も。また、築25年を超えるマンションは、原則として上記の住宅ローン控除が利用できない。不動産取得税も軽減の対象外だ。
 
 
体験談1-2
 
(4)「step.5 基本設計」へ続く

 

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