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物件を読むコツ教えます-vol.5:キッチンは排水と排気が決め手(その2)

こんにちはokanoです。
リノベーションにおける物件内見時のコツ、今回は前回に引き続き「キッチン」です。

前回のブログでキッチンを計画する時には「排水」と「排気」を考えなくては
ならないと書きましたが、この「排気」つまり「キッチンダクト」に関して
引き続き書きたいと思います。

 

ここで事例を1つご紹介。
2月に引渡を終えたK様邸@光が丘の物件も建物が建った当初から天井裏をずーっと
キッチンダクトが通っていました。このようなことは良くあるケースで、
解体時には天井が無くなったのでこれが露わに!


(解体時の写真)


(リノベーション前の平面図)


(平面の矢印のところにはちゃんと出口がありました!)
(内見時はこれもチェック!理由は後ほど、、、)


(販売図面には載っていなくても、竣工図にはしっかり載ってます!)

排気の場合、排水とは違って排水勾配などは考えなくていいので
排気口まで離れた位置にキッチンをレイアウトしても距離的には
何の問題もありません。

※前回のブログの最後にいろいろなキッチンダクトが見えている事例写真を
載せましたが、okadaのブログではこのキッチンダクトを上手く隠した手法を
ご紹介しています。
(→M様邸@朝霞 排気ダクトをルーバーで隠す!

 

ちなみに、このK様邸@光が丘の場合、新たに設けたキッチンはPSから
少し離してレイアウトしたのでその排水勾配を壁内排管とすることで
解決させています。(やり方次第では床上げしなくてもOKなのです!)



(こんなキッチンが設置されましたー!!)

さてさて、排気に戻りますが、このレンジフードの排気、
制限が全くない訳ではないのです!

キッチンをレイアウトする際に気をつけなくてはならないコト、
それはレンジフードと排気を出す穴までの「経路」なのです。

つまり、内見時に注意したいチェックポイントは何かと言いますと、
それは「梁の有無」なのです。

いつものM様邸@西葛西を例にしますが、
レンジフードから出口までのダクト経路の間に梁があると、
ダクトは梁の下をくぐらなくてはなりません。

そうすると、、、
①ダクトがすごく下がってきて邪魔になる。(頭をぶつける)
②油の問題が生じる(油が溜まる)
といった問題が出てくることになります。


M様邸の場合、梁は↑このようになっていました。(水色の部分)
ですので、理想的にはもともとキッチンがあったエリア(黄色のエリア)に
配置するのが望ましいといえます。

できなくはないですが、いろいろと問題をクリアしなくてはならないので
一般の方の内見時のチェックポイントとしては、「梁の位置、キッチンの位置、
そして排気の出口をチェック」して「梁に囲まれた範囲内であればレイアウト
変更可能だろう」と判断するようにして下さい!
M様邸の場合は、収納の内部を経路としてできる限り邪魔にならないように
考慮しつつ、梁下ギリギリの位置にレンジフードを持ってきたという、
ハラハラドキドキの処理を行ったのです。
(→M邸の現場が進んでまーす!


(梁は超えないギリギリの位置にレンジフード!)


(考えたのは↑こんなコトでした)


(ただし、廊下にはダクトがいっぱい出てしまいます、、、仕方ない)

気持ち良いキッチンプランにすべく、排水や排気といった設備の
計画を裏では緻密に行っているのです。

躯体と設備の関係性が分かってくると「内見時の見方」がガラッと
変わると思います。その上でリノベーションするとどうなるのか?

是非とも内見時は汚い現況に惑わされず、理想の住居になるスペックを
持っているかどうかをチェックしてみて下さい。
「リノベ脳」を鍛えていきましょう♪

okano

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もぐら不動産

update:2014-03-24 17:04 author:ecodeco

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