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平日は都内の狭小住宅住まい。週末は埼玉の「ちょい郊外の基地」でリノベーション&DIYライフ。・・・2014年にここから始めた活動が、元官舎1棟まるごとリノベーションする事業に育っていきました。ブログ名も新たに(2017年6月)、移住先館山での「モノ作り・コト作り」を紹介していきます。

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お手軽DIYテクニック:「シュッとさせる!木の接合」編

テーマ:DIY

ゴールデンウィーク始まりましたね。

 

しかし今年は飛石なので、前半の部はGW実感が乏しいスタートとなりました。
休日出勤もあったので、前半はサバベに行くのを我慢して、都心の自宅で家具のプチ修理をしたのでご紹介します。

 

前回のエントリー、フローリング端材からダイニングテーブル作りました話題の中で、「ダボを使ってネジ穴を隠す」というのをチラリとご紹介しましたが、ちょうど昨日それをやりましたので、写真つきで解説します。

 

本当に簡単で、それでいて、できあがりが「シュッとする」ので、「IKEA組立ぐらいは自分でやれる」「子どもの踏み台ぐらいは作ったことがある」という方には、ぜひ次のステップでお試しいただきたい&身に付けていただきたいおすすめテクニックです。

 

*「シュッとする」って、関西の人がよく言いますよね。
私は幼少期だけ関西で過ごしたエセ関西人の部類なんでわかりますが、「スマートである」「キレのある」「パリッとする」「気取ってる」みたいな意味です。基本はプラスの意味のようです。

 

さて、「ダボ穴ネジ穴隠し」のワザは、主に新規作成時の組立で使っていますが、今回は修理で使いました。

 

この写真右側のダイニングチェアにガタが来ました。
脚がグラグラしてきました。

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このダイニングチェアは、15年前に通りすがりの古家具屋さんで買いました。
アメリカのダイニングかなんかで使われていたんでしょうかね。ごそっとコンテナでアメリカから連れてこられたのでしょう。買ったときからだいぶ痛んでいました。
1脚2,000円。4脚で8,000円。そこから15年間愛用しています。
ビニールクロスもところどころやぶれ、もう十分に元を取りましたが、もっと働いていただきましょう。
いえ、あなたとお別れなんてイヤなんです。

 

ひっくり返すと、木ネジが緩んでいました。

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もう穴自体が大きくなっているので、同じ場所にはネジが打てません。
ここだ!というところに、外側から新たな木ネジで止めることにしました。

 

場所を決めましたら、まずは、ドリルビットで穴を空けます。

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使っているのは8mmの「ダボ穴用ドリルビット」です。
一定の深さまでしか穴があかないという、まさに棚板等を止めるためのダボ穴あけ専用のドリルビットです。
しかし、この使い方の場合、深さは目検討でいいので、100円ショップで売っている「8mmのドリルビット」などでかまいません。
(その場合は、ドリルビットの「ここまで」という場所に赤いビニールテープでも目印で巻いておくといいです)

 

5mm~10mmぐらいの深さで穴を空けましたら、今度は電動ドリルの先をドライバーに付け替えて、そのダボ穴に木ネジ(コーススレッド)を打ち込みます。
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あっという間に。ネジ込み完了。
ダボ穴にネジ頭がおさまっています。こんな感じで。

 

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次に、このダボ穴、ネジ頭の上に、木工用ボンドをちゅるっと垂らします。

 

そして、その上にダボを置きます。

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ダボは、市販のものだと6mm、8mmが一般的なようです。30本ぐらい入って、数百円です。
木ねじの頭がきれいに穴におさまるには8mmが調子よいです。

 

そして、ハンマーで軽くコンコンと打ち付けていきます。

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チカラ加減は軽くでOKです。
そうすると、ダボの隙間から、余った木工用ボンドが、にゅるっにゅるっと出てきますので、これはティッシュなどでぬぐってください。

 

木工用ボンドはダボを接着するためでもありますが、それよりもこの木工用ボンドの水分を、ダボが吸って、いい感じに膨張してダボ穴とダボの隙間がうまる、という効果が大きいようです。
膨張して密着した状態で、ボンドが乾き、きっちり止まる、と。

 

ボンドの乾燥を待たずに、取り出しましたのは、「あさりなしノコギリ」です。

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「あさり」というのは、ノコギリの歯の、芯から左右にはみ出したジャギジャギのことです。
「あさり」がある方が、木材を力強く切れますが、「あさり」があると、木材の切れ目の左右を傷つけてしまいます。ベニヤ板なんかの特に合板を切ると、ささくれ立ったりするのは、この「あさり」のせいです。

 

愛用している、「あさりなしノコ」はこちらです。
かなり安っぽいデザインですけども、1300円ぐらいで買える安さなのでよしとしましょう。

 

100円ショップアイテムのプチ改造やら、ウッドタイルの額縁作りなんかの細かい作業にも最適なので、この「カッター以上、ノコギリ未満な彼」は持っていると頼りになります。

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あさりなしノコを、写真のように反らせて、ギコギコと引くと、

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ほどなくダボが切れました。
(あ、切ったダボの残りは捨てないでください! もう1回、反対側を使えますから。私、最大で3回使います。)

 

ダボの断面が、本体にキッチリ揃っていますね。

 

この工程を普通の(あさりアリの)ノコギリでやると、本体がグズグズになりますので、くれぐれもご注意を。

 

といいつつも、今回は本体をちょっと傷つけちゃいましたが、上から、オイルステインでちょんちょんとやれば、傷はまったくわからなくなります。

 

 

ほら、ステインしたらこの通り綺麗に!

 

 

 

と見せたかったのですが、、塗料類はサバベに置きっぱなしだったので、今回はここまでです。

 

家が狭いので、普段使いしないものはサバベに置いておくようにしているんですけど、こういう時は不便ですね(笑)

今度の週末に、必要なものだけサバベから引き上げてきて仕上げようと思います。

 

かくして、約30分の作業で、15年連れ添ったダイニングチェア氏との生活がまだ続けられることになりました。

 

 

この「ダボ穴ネジ穴隠し」のワザですが、本当に簡単で、シュッとするのでお試しいただきたいです。

ですが、最後に1点! このワザの欠点もお伝えしておきます!

 

ネジ頭が、木の中に埋没してしまいます。
つまり、「ダボでフタをしたら最後、やり直しができない&解体できない」この事だけではお忘れなく。

もし打ち直ししたい、解体する可能性があるという時にはゼッタイ使わないでくださいね!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

漆原秀

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https://www.facebook.com/suburbanbase

update:2014-04-30 20:20 author:漆原秀

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