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住まいをめぐる冒険

平日は都内の狭小住宅住まい。週末は埼玉の「ちょい郊外の基地」でリノベーション&DIYライフ。・・・2014年にここから始めた活動が、元官舎1棟まるごとリノベーションする事業に育っていきました。ブログ名も新たに(2017年6月)、移住先館山での「モノ作り・コト作り」を紹介していきます。

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賃貸でもできるDIY(2) 〜フローリング上にフローリングを張ってみた〜

テーマ:DIY

こんにちは。

マイクロデベロッパー漆原です。

今回も、前回の「賃貸でもできるDIY(1) 〜「ディアウォール」で壁を作ってみた〜」に続きまして、「賃貸でもできる原状回復OKなDIY」シリーズです。

 

現場は、前回の記事と同じく、千葉県館山市の賃貸用1LDKアパートの1室です。
ヴィンテージ・キャンピングトレーラー貸別荘のエクストラルームとして利用していただく部屋になりますので、やはり雰囲気出さないと、と思いまして手がけたものです。

 

既存のフローリングがナチュラルブラウンでしたが、これを、比べると、ややヴィンテージ感のあるダークブラウンに変えようと思います。

 

* * * * *

 

対象としたのは、1LDKのうち、玄関からつながる直線の短い廊下、左に曲がってトイレと脱衣所につながる廊下、そしてメインのLDKです。

 

まずは、Beforeはこちら。

IMG_8121+

材料とに荷物があってわかりづらいですね。。

 

 

 

フローリングの上から、フローリングを張る。

 

 

 

まずは、材料のご紹介です。

今回使用したのはこちらです。

IMG_0811

こちら表。

 

IMG_0812

こちら裏。

 

このフローリング材、実は私の親類にフローリング職人がいまして、その方の倉庫でホコリをかぶっていたものをもらってきたものでです。

つまり、材料費はタダです!

 

もらい受けてから、さらに私の手元で寝かせる事、半年、ようやく出番が来たというわけです。

なので、製品名もよくわかりません。

 

「4連」で、上から見ると、階段状に繋がっていて、裏を返すと、防音用のウレタンが張ってあるものです。

 

4連になっていますが、それぞれが一応は独立しているので(ウレタンだけで繋がっている)ので、カッターや、手で切り離すこともできます。

中身は合板で、とても軽くて加工がしやすいです。
実(さね:側面の凸凹)も付いているので、並べていけば、あっという間に張れてしまいます。

しなやかなので、釘もボンドも必要なし。きっちり並べていけばよいだけです。

 

世の中にはこんな素材があるんですね。。
無垢のフローリングと比べたら、ペラッペラです。

 

傷がついたら合板がすぐ見えてしまいそうです。

 

なんちゃって感あふれるフローリングです。

 

値段は、おそらくですが、平米単価3000円しないのではないでしょうか。

 

なんちゃって感はありますが、張ってしまえば表面は木です。

 

そこは、クッションフロア(CF)以上の質感は担保されています。

 

賃貸住居で、ボンドや釘を使いたくない場合には最高の素材ともいえそうです。

 

 

作業をする前に、床面積を、そして床と壁のスキマをくまなく確認しましょう。

 

まず、総面積に対して、材料は足りているのかを確認します。

 

だいたいは面積で材料を手配すると思いますが、接続の関係で、計算通りに材料が取れない、敷き詰めようと思ったら、細切れの床材で補わないとならない、ということもありえます。

 

また、フローリング材は、一部のものを除いては、たいてい長細いですが、部屋に対して、縦に張るか、横に張るか、作業のしやすさ、見た目の良さで判断する必要があります。

 

私の場合は、ベースもフローリングでしたので、これと同じく、「玄関から縦に張る」こととしました。

 

 

続いて、部屋の中の、床と壁のスキマを事前確認します。

 

現在の床面から、7㎜程度は床が上がることになるので、はじめに検証しておかないと思わぬトラブルがおきます。
例えば、トイレの扉が開けられなくなるとか、開き戸がつっかえてしまうとか、収まらずにフローリング材の断面が見えてしまう、などです。

IMG_8123+

床面が上がることで、この収納扉は使えないことが判明しました。

扉を外してしまいます。

カーテンで仕切ることにします。

IMG_8124+

 

また、写真は撮っていないのですが、トイレの扉の下部がひっかかることがわかりましたので、蝶番部分にワッシャーを複数枚入れることで、下部が当たらないように調整しました。

(写真がなく、文字だけでわかりづらくてすみません)

 

では、作業に入ります。

 

まずは、玄関の「あがり框(かまち)」の取り付けです。

 

床面と現状の框が、ほぼ面一(つらいち)ですので、床材の断面が見えないように、框を付けたしてやる必要があります。

 

2×6材で付け足しました。

IMG_8128

収まりよくつけようとすると、左右の端の処理のように、けがいてあげる必要があります。

 

IMG_8129
このあたりの加工は手間がかかりますが、収まりが悪いと後々気になるので(私は)、きちっとやります。
塗装は最後に行うことにしました。

 

この框の取り付けですが、原状復帰を意識したら、両面テープにすべきかなと思ったのですが、賃貸物件でもありつつ、自分のものなので、コーススレッドで打ってしまいました。
このコーススレッドは、以前に紹介した「ダボでシュッとさせるテクニック」でネジ頭を隠します。
(本当に現状復帰したい時は傷が付きますが、、まぁ、パテと塗装でリカバリ可能な範囲だとしました)

 

後は、どんどん張っていきます。手前・左詰めで張っていきます。

 

この際ですが、上の写真に写っている「生ゴムのゴムハンマー」があると便利です。

 

「黒いゴムハンマー」であれば百均でも手に入るのですが、これはダメです!

 

黒いゴムハンマーですと、床や材料に「黒い擦り跡」がつきますので、生ゴムのハンマーでなければならないです。

 

IMG_0809

入口、左寄せで張っていき、ベランダ側にたどり着きました。

左上のこういう凸凹の処理が面倒くさいのですが、手抜きせずにやります。

 

IMG_2058

境目が木になる部分は、上から木を被せます。

ウッドデッキをバラした時の端材を流用しました。

IMG_2057

ケガキの苦労の数々。。

使ったのは、古材の裏面なので、そこそこ綺麗ですが、そこそこやれていていい感じです。

IMG_2056

ここは、妥協しました。スミっこがうまっていません。

 

 

ベランダ側から折り返してきて、キッチンまでたどり着きました。

キッチンの部分は、万一、水をこぼした時を配慮して、手前で終えることにしました。

IMG_0814+

断面がどうしても、ばらつきますので、上から古材を乗せてボンドで止めます。

 

6畳+廊下の一部で決して広いスペースではなかったですが、完成までに2日半かかってしまいました。

施工面積よりも、サイズあわせ、細かなケガき作業の量が所要時間を左右するようです。

 

 

ダークブラウンのフローリングも張り、「ディアウォールによる古材壁」も付けたこの部屋、その後、廊下との間に扉も付けまして、現在はこんな感じになっています。

IMG_2228+

昭和20−30年代と推察されるアパートのドアを付けてみたら、雰囲気出すぎました。

 

実は、この扉の取り付けもディアウォールでやりました。

また次の機会でご紹介したいと思います。

 

原状復帰可能な「フローリング上張り」、ありだと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

—-

漆原秀

https://www.facebook.com/urushibarracks

 

1日1組限定!ヴィンテージ・キャンピングトレーラーに泊まれる貸別荘

http://stellarplant.com/

 

“ちょい郊外の基地” SUBURBAN BASE(サバベ)

https://www.facebook.com/suburbanbase

update:2016-05-27 13:16 author:漆原秀

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