引戸でつながる 部屋が広がる
DATA
間取り図
産まれてくる赤ちゃんを迎えてご家族3人での新しい暮らしに備えリノベーション。67㎡の中に水廻りも含めた居住スペースを確保していくと、ひとつひとつのゾーンをそれ程ゆったりととることはできません。 そこで、壁ではなく、引戸によってそれぞれの空間を流れるようにつなぐことをイメージしました。
赤ちゃんのために用意した、キッチンと寝室に使う和室の間にある小さなスペース。キッチンからいつも赤ちゃんの様子がわかりますし、キッチンと子供部屋と和室の3つの空間が引戸でつながっているので、状況に応じて広々と使うことができます。
ご夫妻の丁寧な暮らしぶりを反映させた住みよい空間に生まれ変わりました。
引戸を間仕切りとして応用、可動式の壁が作り出す自由な間取り計画
天井いっぱいの引戸を上吊りで使用すると、開けた状態ではほとんど扉としての存在感がなくなり、スライドする軽い壁といった趣で空間が自由になります。
廊下に面した部分は、樹脂加工をした強化和紙を貼った障子のような引戸にし、柔らかく光を通すことによって、圧迫感のない優しい空間になりました。
★リノベりすコメント★トイレの間取りを変更することによって確保した玄関入口の広々とした空間。こだわりのタイル床と木目を生かしたぬくもりが広がる玄関が魅力的!
【設計 +Marchitects(プラスエム・アーキテクツ)】自らの子育ての経験を踏まえ、段階的リノベーションを提案この会社のプロフィールページを見る