22/01/14 10:00 投稿
1位は「16年住んだマンションをライフスタイルの変化に合わせてリノベ」|リノベーションランキング(2021年12月)
リノベのトレンド
2021年12月に公開されたリノベーション事例の人気TOP5を発表します。今回は生活リズムの変化で動線を見直したリノベーションが1位に。2位3位にはコレクションを楽しむ土間をつくった住まいがランクインしました。
1位:生活動線を整理して、間取りやレイアウトを改善![entrie(エントリエ) ]
第1位は、子どもが成長して家族の生活リズムが変化したことを受け、動線を見直したリノベーション。暮らしやすい動線とともに、2人分の子ども部屋や広々としたキッチン収納など希望をすべて叶えています。
子ども部屋はクローゼット部分まで取り込んだ大きな空間を2つに分割し、それぞれロフトベッドを設置。下段を学習コーナーとして使い、長女の部屋にはウォークインクローゼットやハンモックを追加しています。食材の収納にも困っていたキッチンは、本体の向きを変えて壁付けカップボードをプラス。隣接する家事室も天井まで棚を造り付け、取り出しやすく戻しやすい収納場所としました。
entrie(エントリエ) 担当:澤 雄太さん
2位:自分たちにとって心地よい、コレクションと暮らす家[SCHOOL BUS|スクールバス空間設計]
在宅勤務が増えたことをきっかけに、趣味のスニーカーを思い切り愛でる住まいをつくろうと、中古購入+リノベーションを選択した事例が第2位。
玄関からつながる土間は、2部屋を打ち抜いたオープンなスペース。スニーカーを横向きに飾れるようサイズにこだわった棚を壁一面に設け、夫妻のコレクションを並べています。
さらに土間の一角には、夫妻が気兼ねなく仕事をこなせる2人分のワークスペースを程よい距離感で配置しました。
2階は土間のダイニングキッチンとフローリングのリビングに。モルタルキッチンや板張り天井など仕上げ材に変化を持たせています。
3位:少しずつ変わる生活とともに、住まいを一新する[空間社]
第3位は、リモートワークに最適なワークスペースや便利な手洗い動線など、新しい生活様式に合わせた住まい。
以前は一緒にダイニングテーブルで仕事をしていたので、気を遣う場面も多かったという施主夫妻。リビングの窓際に長いデスクをつくることで、適度な距離を保ちながらリモートワークができるようになりました。
玄関からLDKに向かう動線上にはオープンな洗面台を設置。帰宅後、手洗いうがいを行えるのはもちろん、バスルームと切り離したことで、家族が入浴中でも身支度できるのも便利です。拡張した玄関土間は、スニーカーや帽子のコレクション、懸垂バーを並べ、夫が楽しめるスペースに。
4位:緑あふれる景色と自然素材に囲まれ、リラックスする空間[スタイル工房 ]
「ここ、いいね」と夫妻が通りがかりに話していた物件が売りに出され、タイミングよく購入。築年数が古かったこともあり、フルリノベーションに踏み切りました。
テーマは、「外の景色を眺めながらリラックスして過ごせる空間づくりと、手持ちの木製家具とマッチする自然素材を生かした内装」。壁式構造で大きな間取り変更はできなかったものの、回遊動線をつくることでどこにいても屋外の自然を感じられるよう工夫されています。床はコルクタイル、壁は漆喰と、天然のものに囲まれた空間に愛用の家具がしっくりと馴染んでいます。
5位:家の中で最も重要な、テーブル一体の対面キッチン[KULABO(クラボ) ]
コンクリート現しや色味を抑えた建材で、インダストリアルなスタイルをつくり上げたリノベーション。寄木張りの無垢材フローリングを使って、少し懐かしい雰囲気もプラスしています。
インテリア好きの夫妻が特にこだわったのは、キッチンと洗面台に張ったタイル。夫の出身地である「瀬戸焼」のタイルを張りたいと、デザイン違いのグレータイルを取り寄せました。
間取りは部屋数を減らして2LDKに。テーブル一体のキッチンをリビングと対面にレイアウトし、家族のコミュニケーションの中心になるようにしています。
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