25/09/10 10:00 投稿
壁掛けテレビの隠し収納、ダイニングに子供身支度エリア、猫脱走防止扉…2025年8月の注目リノベアイデア3選
リノベのトレンド
2025年8月に公開されたリノベーション事例のなかから、注目のアイデアをピックアップ!
実際にくらしている家だからこそ、やって良かったアイデアが盛りだくさん。定番となったアイデアに新たな工夫をプラスした3つの家を編集部が厳選してお届けします。
壁掛けテレビの周辺機器問題を解決する、裏壁を活用した隠し収納
スタイリッシュでカッコいい、壁掛けテレビ(※1)。しっかりと壁に固定するので地震に強く、テレビボードを置かない分、部屋を広く使えます。気になるのは、いままでテレビ台に収納していたテレビに接続する機器類をどうするか。ごちゃごちゃとした印象にならないよう、全部テレビの裏に隠してしまおう!というアイデアが、壁掛けテレビの隠し収納です。
テレビを壁掛けにしてすっきり感を出したリビングは、コード類だけでなく周辺機器を隠し収納にまとめることで、美しい空間をキープ。アーム式にすることで、物の出し入れもラクラク。
額縁のように見える木のパネルを入れて、硬質なテレビをインテリアに馴染ませています。
所在地:神奈川県横浜市
施工面積:83㎡
家族構成:夫婦+子ども1人
築年数:22年
間取り:5LDK+WIC→5LDK+WIC
設計:スタイル工房
施工:スタイル工房
改修範囲:部分リノベーション
ダイニングを子どもの身支度エリアに!ポイントは洗面台+衣類収納
子どもが身支度するときは、子ども部屋と洗面所を行ったり来たり…という家が多いかもしれません。しかし、家族が集まるダイニングで着替えや歯磨きができれば、子どもが自分で準備しやすくなります。子どもの世話をする親の時間も短縮できて一石二鳥!?
ダイニングの一角に、メインの洗面室とは別に小さな洗面コーナーを設けた住まい。その隣には衣類収納も造りつけ、子どもの身支度エリアをつくりました。洗面コーナーも衣類収納も「白」で統一し、見た目をすっきりさせてLDKになじませています。
所在地:大阪府
家族構成:夫婦+子ども2人
築年数:42年
間取り:3LDK→2LDK
設計:ハコリノベ
施工:ハコリノベ
改修範囲:フルリノベーション
猫の脱走防止扉で人も猫も心地よく
自由に走り回り、高い所にもひょいと乗ってしまう猫。玄関を開けた瞬間に走ってきて、ヒヤリとした経験のある飼い主さんもいるのではないでしょうか。猫も人も安心してくらす工夫として、猫脱走防止扉(※2)の設置はいかが?
「猫も安心してゆっくり過ごせる住まい」がテーマのリノベーション。玄関の手前には脱走防止の内ドアをデザインにもこだわって取り付けました。キッチンや食事コーナーも壁と扉で区切り、猫が入ってこられないようにしています。
後からとりつける場合は格子などになりがちですが、ガラスにすればすり抜けの心配もなく、様子もよく見えます。視線が通って部屋も広く見えるので、猫とくらすひとたちはぜひ検討してみては。
所在地:神奈川県川崎市
施工面積:34.6㎡
家族構成:単身+猫
築年数:41年
間取り:2LDK→1LDK
設計:空間社
施工:空間社
改修範囲:部分リノベーション
「猫脱走防止扉」とは?(※2)
猫の脱走を防ぐための扉。猫のジャンプ力を考慮し、できれば天井までの高いものがベスト。設置場所は玄関やキッチンが多く、猫の行動範囲を区切ることで、安心して生活できます。
専任のアドバイザーに相談してみよう
あなたに最適なリノベ会社を無料でご紹介いたします。
「壁掛けテレビ」とは?(※1)
専用の金具を使ってテレビを壁に取り付けること。好きな高さに設置できるので視聴しやすく、床の掃除もラクです。コンクリート以外のほとんどの壁で配線を壁内に通すことができますが、テレビ自体の設置に下地補強が必要な場合も。また、設置完了後はレイアウト変更が難しいため、設計者としっかり相談し、慎重に検討しましょう。