21/03/14 12:00 投稿
1位は「土間でつながるワークスペースと寝室と子ども部屋」|リノベーションランキング(2021年2月)
リノベのトレンド
2021年2月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、機能的なワークスペースを盛り込んだ事例がランクイン。土間やロフトのスペースを有効活用する事例にも注目が集まりました。
1位:「使う」ことを考えて土間空間をプランする [ゼロリノベ ]
第1位は、玄関から土間を延長し、さまざまに活用した全面リノベーション。ともに設計の仕事をしている夫妻は「カレーとビールが似合う家」をコンセプトに、一から自分たちでつくれる自由設計リノベを選択。部屋と部屋がゆるくつながり、遊び心のあるワンルームをプランしています。
モルタルの土間は、ワークスペースと寝室、さらに将来の子ども部屋に。廊下との間仕切りとしてオープン本棚を使ったり室内窓を設けたりすることで、のびやかな空間が広がっています。
もう1つのワークスペースはリビングに配置。夫妻がそれぞれ独立して、リモートワークに取り組めます。
ゼロリノベ 髙橋さん
2位:床面積と楽しさが増す、リビングのロフト [フィールドガレージ(FIELDGARAGE) ]
57平米のコンパクトな空間を、マンションでは難しい縦空間を有効に使う間取りでボリュームアップした事例が第2位。LDKの一角に箱のようなロフトをつくり、上段はワークスペース、下段はキッズコーナーとしています。家族の生活空間から一段上がるワークスペースは、周りを壁で囲まれているため仕事に集中できる場所に。キッズコーナーには引き戸をプラスし、自由に使いこなせるようにしています。
暗く使い勝手が悪かったキッチンは、オープンスタイルに変更することで、自然光に包まれた明るいスペースに。子どもの様子も見守りやすいレイアウトです。
3位:無垢材のテーブルが似合う自然素材の家 [駿河屋 ]
第3位は、本物の自然素材をふんだんに使い、快適な暮らしを手に入れたリノベーション。ワイドスパンの中古マンションを、子どもが巣立ち、定年が見えてきた夫妻の生活に合う間取りに再構築しています。リビングは20年以上愛用してきた無垢材のテーブルが主役。和室やベッドルームを段差なく続け、障子や室内窓でさりげなく仕切っています。
床は静岡県天竜産の杉、壁は北海道稚内産の珪藻土。また畳には熊本県八代産のイグサを用い、桜の樹皮の敷居スベリにするなど、すみずみにまで天然素材が使われています。断熱材などを施した快適な室内環境も魅力です。
4位:好きなショップを反映した、シンプルで素材感のある空間 [SCHOOL BUS|スクールバス空間設計 ]
「コンクリート造」「四角い家」。この2つを条件にスタートした戸建てリノベーション。1階はそれぞれ部屋の扉をなくし、開放的でのびやかなLDKに生まれ変わっています。キッチンは位置を動かさず、サイズを大きくしたり作業カウンターを足したりすることで、使い勝手をアップ。玄関横の洋室は丸ごとウォークインクローゼットとして活かしています。
インテリアは大好きなPACIFIC FURNITURE SERVICEをイメージしたミッドセンチュリースタイル。壁や天井のラフな素材、パーケットフローリングやステンレスなど、味わいのあるものを上手にコーディネートしています。
5位:ライフスタイルに合わせて、間取りを仕立て直し! [GLADDEN(グラデン) ]
両親から受け継いだ築45年のマンションを、子育てしやすく在宅勤務もはかどる間取りに。壁を取り払い廊下をなくすことで、家族が集まるLDKがグンと広くなっています。その一角にはひとりになれるワークスペースを配置。ドアを閉めれば独立した個室ですが、大きな窓があるため、家族の様子も分かるつくりです。
LDKのすぐ横には広々とした洗面室を設け、風通しのよいルーバーの引き分け戸を設置。オリジナルのカウンターと収納棚、洗濯機を機能的に並べて、「洗う・干す・畳む・しまう」という洗濯にかかわることが一か所で完結するプランです。
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