1位は「明暗を楽しむ洞窟のような住まい」|リノベーションランキング(2024年6月)

リノベのトレンド

2024年6月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、入り口から徐々に暗くなっていく洞窟をイメージしたリノベーションが1位にランクイン。ショーウィンドウの中の別空間のようなワークスペースや、くすみグリーンに癒やされる読書コーナーなどにも注目が集まりました。

1位:気分に合わせて居心地のよい明るさを見つける [エキップ(equip)]

第1位は、「住宅の原型である洞窟」をイメージしたワンルームリノベーション。
大きな窓のある明るいリビングから寝室、キッチン、書斎、玄関と薄暗くなり、その時の気分に合わせて居場所を選べる設計です。

夫妻ともにリモートワークが多いので、仕事内容で使い分ける2つのワークスペースを配置。リモート会議にも対応しやすい個室に加え、リビングにはオープンなデスクコーナーをつくりました。
インテリアは、白を基調にしながら、オーク材やダークトーンのカーペット、赤い椅子やグレーのソファでメリハリを。木製ルーバーやデスクの水平ラインと視線が抜ける仕切りの工夫で、奥行きのある住まいになっています。

光の明暗を楽しむ「洞窟」のような住まい。ワークスペースも充実させたマンションリノベーション


エキップ(equip)

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株式会社エキップ 柳本さん

ご夫婦ともにCG系のお仕事をされており、ご希望されるイメージなどが弊社事例の中でもかなりモダンでホテルライクな方向性で、設計者としても新しい挑戦ができたように思えます。
とはいえ、やはりホテルと住宅は別物ですし基本在宅でのお仕事ということで長く過ごす空間となるため、素材やスケール感、家事動線なども配慮して日々過ごす場所としてのバランスを保つよう心がけました。
居室内で明暗のメリハリをつけるというのもそういった経緯からの自然な成り行きで、施主のライフスタイルに寄り添った結果洞窟的な空間となりました。

2位:ショーウィンドウのような「別空間」のワークスペース [マイリノbyグローバルベイス]

将来よりも今の暮らしに重点を置き、「今の自分が良い、かっこいい」と思える住まいにしたリノベーションが第2位。
賃貸住宅のベランダから見えていた理想のマンションを購入し、間取りや内装の細部までとことん追求しました。

ワークススペースは、リビングから見るとショーウィンドウの中の「別空間」。ガラスの引き戸やイタリア製のガラスタイルで囲み、モダンなデスクと集めてきたアートを並べています。
玄関からリビングまでの廊下もアートギャラリーに。キッチンには大容量のパントリーを設けることで、生活感のないスタイリッシュな空間に仕立てました。

今の自分が良いと感じる住まいにリノベーション。ガラスとアートで美しい暮らしに


マイリノbyグローバルベイス

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3位:大好きな本棚スペースをくすみグリーンで彩って [スタイル工房 ]

第3位は、持て余していた和室をなくし、キッチンの収納不足とLDKの狭さを解消したリノベーション。
手元にあるたくさんの蔵書のための本棚もつくり、暮らしやすさをアップさせました。

キッチンは向きを変えてスペースを拡張。新たにつくった背面収納やパントリーさらに回遊動線も相まって作業しやすくなっています。
もともと和室だったリビングは、押し入れ部分を本棚&デスク&テレビ台に。その隣には収納、右側の壁に沿って本棚を置き、本を楽しめるコーナーをつくりました。
植物をイメージさせるくすみグリーンのアクセントクロスが、リラックス感を醸し出しています。

くすみグリーンと本棚でつくる自分だけのリラックス空間


スタイル工房

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4位:戸建ての開放感を味わうマンションリノベ [水工房]

近隣の豊かな自然に魅せられて購入したマンション。その環境とひと続きになるよう、無垢材のフローリングや杉無垢の壁などの自然素材をふんだんに使いました。
リビングは天井に米松の飾り梁を取り付け、木造の戸建て住宅のような開放感を演出。和室には撥水機能をもつ越前和紙の「玉紙」を使い、優れた調湿機能によって快適な室内環境をつくっています。

既存はなるべく活かし、家族5人が暮らしやすい間取りに変更。LDKの広さは変えなくても、キッチンをオープンにすることで、広がりのある空間に。
子ども部屋には小さな窓を取り付けて、「ご飯ですよ」と呼びかけた声がすぐに伝わるようにしています。

飾り梁で木造戸建てのような住まいに。床も天井も壁も自然素材を使った心地よいリノベーション


水工房

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5位:色や素材で遊び心を加えて個性的な空間に [One's Life Home ] 

それぞれの部屋を好きなデザインや色で彩ったマンションリノベーション。
施主のイメージを建築家と共有し、場所によって印象が異なる住まいに仕立てました。

ダイニングキッチンにはパッと目を引くイエローの壁紙を使用。一方ひと続きのリビングは、白いタイルとシャンデリアで柔らかい雰囲気にしました。
サニタリーにも白いタイルを張りましたが、こちらは印象を変えてレトロに。寝室はグレーを基調にして、クラシックなホテルのようなインテリアに整えました。
既存の細かく分かれていた間取りは、ゆったりとした1LDKに変更。広いウォークインクローゼットやシューズクローゼットも備え付けています。

空間ごとに個性を出したマンションリノベ。建築家とつくりあげた好きなものに囲まれた住まい


One's Life Home

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