重ねた打ち合わせは11回。妥協なしでつくり上げた、人生を豊かに彩るリノベーション
マイリノbyグローバルベイス (設計・施工)
趣味の映画を楽しむために設置したホームシアター。梁を活かして間接照明を取り付けることで、インダストリアルな雰囲気漂うリビングに。
DATA
間取り図
内部構造までをすべてスケルトン化し、ゼロからの設計によるオーダーメイドリノベーションサービス
物件探しからアフターサービスまで、ワンストップで行っているグローバルベイスに依頼
家のポストに入っていた新築マンションのチラシが、物件探しのきっかけだったというOさん。チラシに書かれていた毎月の支払額を見て、広さのことなどを考えるとむしろ家賃を払うよりも安いと感じ、物件の購入を検討し始めました。そのなかで、自分のこだわりをカタチにするなら、中古を購入してフルリノベーションをするのがベストな選択だと考えたそうです。リノベ―ションを依頼したのはマイリノ(by グローバルベイス)。事例のデザインセンスだけでなく、物件購入からリノベーション、ローンの相談やアフターサービスまでワンストップで行っていることが決め手になりました。
大きな間取り変更はありませんが、玄関や浴室、洗面室など、ひとつひとつのスペースを大きくしたことで、ゆったりとした家時間を過ごせるようになっています。
壁付けだったキッチンはアイランドに変更。オープンな吊り戸棚を設置してバーカウンターのようなデザインに。プロジェクターやスピーカーなど、映画を満喫できる設備も充実させて、ひとりの時間を贅沢に過ごせるLDKに。
妥協しない住まいをつくるため、何度も打ち合わせを重ねることに
ひとり暮らしのOさんは、平日は仕事で忙しくあまり家にいないため、休日には自分の気に入った空間で過ごしたいという希望がありました。そんなOさんがこだわったのが、キッチンのカウンターテーブルと浴室でした。
一枚板でできたカウンターテーブルは、Oさん自身が購入して持ち込んだ特注品。キッチンカウンター壁面に張っているタイルも、時間をかけて選んだものを使用しているため、リビングダイニングがOさん一番のお気に入りの空間になっているそうです。
浴室は、足を伸ばして入れる浴槽を設置するため、間取り決めが難航。最終的に、場所と向きを変えることで希望が叶いました。
細部にまで妥協をすることなく突き詰めて家づくりをしていたため、設計との打ち合わせはなんと11回にも及んだといいます。
「だいぶご迷惑をおかけしましたが、おかげで納得のいくものがつくれて大満足です。」と笑うOさん。休日には料理や映画鑑賞、DIYなどを楽しめる、生活が豊かになる住まいが完成しました。
こだわりの一枚板を使用してどっしりと存在感のあるキッチンカウンター。背面には黒のボーダータイルを張ってクールな印象に。
黒を基調とした浴室は、大人の雰囲気ただよう上質な空間。打たせ湯などのさまざまな機能が搭載されている浴槽で、日々の疲れも癒せます。
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プロジェクターは、引き渡し後にOさん自ら設置。ほかにも手を加えて、より自分らしい空間になるよう進化しています。
リビングのワンコーナーに、ワーキングスペースを確保。カーテンを間仕切りにしてオンオフを切り替えやすく。
ダイニングキッチンは、床材をタイルにしてリビングとゾーニング。壁にある造作棚には、お酒とグラスをインテリアとして飾っています。
壁材を張り分けて雰囲気を変えたキッチン。リビングから見える棚にはコーニス照明を設置し、夜になると落ち着いた光で印象的なシーンをつくります。
寝室は壁一面のアクセントクロスが、シックな大人空間を演出。ソファを置いても余裕がある広々空間です。
玄関には、靴を置く棚のほかにも2カ所のオープン棚を用意。アウトドアで使うものはここに収納できるので、室内を汚す心配がありません。
洗面台のタイルは、淡いブルーにして爽やかさと清潔感のあるイメージでまとめました。
トイレは白で統一して、すっきりとした印象に。収納は、ニッチスペースに合わせ棚を設置することで、省スペースに。
MATERIAL
壁：タイル（キッチン、洗面所）、アクセントクロス（寝室）
INSTRUMENTS
キッチンカウンター：造作
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リノベりす編集部コメント
友人にもリノベーションの良さを広めているというOさんは、最後まで妥協しなかったからこそ満足のいく家づくりができたのでしょうね。料理をしたり、お酒を飲んだり、ホームシアターで映画を楽しんだり…自分時間を満喫しているのが想像できる部屋に仕上がっています。