家族それぞれの想いをカタチに!自分のテリトリーにこだわったリノベ
SCHOOL BUS|スクールバス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「ゆるかっこいい」アメリカンモダンな空間を
1階を夫妻それぞれのテリトリーに分けて一新
和室を中心とした古い間取りの1階を一新し、大きく夫と妻のテリトリーに分けました。
玄関まわりの土間スペースは、夫の趣味である大型バイクが収納できる場所に。土間にはバーカウンターを設置しており、愛車を眺めながらお酒を飲んだり、時には共通の趣味を持つ友人たちを招いてパーティーができるスペースとして活用。バーカウンターの背面にはダークカラーのタイルを張り、落ち着いたシックな空間になっています。
土間から一段高い場所の扉の奥は、妻のテリトリーであるLDK。キッチンの天井には床と同じ木を用いて温かみのある雰囲気に。真鍮のペンダントライトなど妻の好みを反映しつつ、キッチンの腰壁を土間玄関と同じ色味にすることで、部屋全体につながりを感じさせます。
また、自分のテリトリーの中にいながらもお互いの気配を感じられるように、それぞれの廊下側には室内窓を設置。どの場所にいても明るく風が通る住まいです。
取り除けない柱は露出させてデザインの一部に
構造上リノベーションする際に取り除けなかった数本の柱は、露出させて空間のアクセントに。化粧板で囲ってオイル塗装を施し、シックな室内の雰囲気にマッチさせています。
また、柱を違和感なく空間になじませるために、天井の梁もあえて見せることに。
デザインに統一感を与えるだけでなく、梁をむき出しにしたことで天井高もアップ。部屋全体がより開放的な空間になっています。
MATERIAL
壁:タイル(キッチン、土間)、モルタル(キッチン)
天井:木(キッチン)
床:モルタル(玄関)、タイル(キッチン、サニタリールーム、トイレ)
リノベりす編集部コメント
夫妻それぞれのこだわりを尊重しつつも統一感を感じさせる住まいです。玄関横を思い切って広い土間にし、趣味のバイクを飾りながら駐車できるというのが面白いですね。ショールームのような住まいです。