21/09/22 10:00 投稿
1位は「部屋のような玄関」|リノベーションランキング(2021年8月)
リノベのトレンド
2021年8月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。今回は多様な使い方ができる玄関ホールをつくった事例や間仕切りのないワンルームリノベ、愛犬・愛猫と暮らす家に注目が集まりました。
1位:アウトドア感のあるカッコいい部屋のような玄関に[スタイル工房]
第1位は、玄関ドアを開けた瞬間から、ひとつの部屋のような空間が広がるマンションリノベーション。
もと洋室の壁を取り払って玄関ホールと一体化し、土間とオーク無垢材が広がる新しい風景をつくっています。壁はラワン合板で、合わせてオープン棚や扉もウッディなつくり。リラックス感のあるスペースは、現在子どもの遊び場やアウトドア用品の収納と多様に使っていますが、子どもが成長したときには個室に変えることも可能です。
家全体の間取りは廊下のないほぼワンルームに。パントリーやファミリークローゼットなど適切な収納を設けて生活感の漂うものを上手に隠し、「余白のある住まい」をつくり上げています。
スタイル工房 チーフプランナー 於保 誠之さん
2位:愛猫と快適に暮らすヒントを詰め込んだリノベーション[ハコリノベ ]
愛猫と心地よく暮らせるワンルームリノベーションが第2位。
窓側が丸く広がる扇型の間取りを活かして、LDKから寝室、玄関ホールまでをひと続きに配置しています。
さらに水まわり以外は扉を設けず、のびやかな動線を確保。キャットウォークやステップを張り巡らすなどさまざまな工夫を凝らすことで、2匹の愛猫がぐんぐん走り回れる住まいになりました。
内装はむき出しのコンクリートや乱張りのオーク材を使って、経年変化や傷さえも愛おしい、住むほどに味わいが増す家に。古材×アイアンのキャットウォークも雰囲気づくりに一役買っています。
3位:インナーテラスで愛犬と日向ぼっこする家[G-FLAT(ジーフラット) ]
第3位は、リビングの一角にタイル仕上げのインナーテラスをプランしたリノベーション。
屋内でも戸外にいるようなおおらかな雰囲気を味わえるだけでなく、愛犬との日向ぼっこや室内干しにも活用しています。天気のよい日は、インナーテラスの延長として使っているバルコニーで、朝食をとるのが夫妻の日常。六甲の山々や海を眺めながら、至福の時間を過ごしています。
2人の共通の趣味が思いきり楽しめる「山部屋」を設けたり、キッチンスペースを正方形にしたりするなど間取りはユニーク。なかでも通路幅をたっぷりとり、大きな作業台を設置したキッチンは、プロの料理人である夫がこだわった贅沢な空間です。
4位:親子が互いの存在を感じ合う、安心感のある間取り[フレッシュハウス ]
キッチンに立っている時間も、リモートワークをしている時も、まだ小さい子どもを見守っていたい、という思いをカタチにした住まい。
間取りは仕切りをなくして空間を広々使い、家の隅から隅まで見通せるようになっています。ひと続きのLDKには、対面式のオープンキッチンを配置。ダイニングテーブルと一体化することで、さらにゆとりが生まれました。
またキッチン横の壁面にデスクを造作し、子どもの気配を感じながらも集中しやすいワークスペースに。ワークスペース、キッチン、パントリーが一直線に並んでいることで、家事も効率よくこなせます。
5位:自然素材をたっぷり取り入れた、間取り変更なしの戸建てリノベ[夢工房 ]
暮らしやすい間取りの中古住宅を購入してリノベーションした事例。
間取りはそのまま活かし、内装を自分好みにすることで愛着のわく住まいに生まれ変わりました。床はオーク無垢材、壁は調湿効果のある漆喰に。部屋ごとにコルクタイルや琉球畳などを使い分け、随所に天然素材の気持ちよさを感じさせています。
インテリアは自然の温もりとシンプルなデザインを融合し、開放感のあるナチュラルスタイルに。家具も明るい木目のすっきりしたものを選びました。
ずっとマンションに住んでいたため、戸建ては防犯面を心配していましたが、1階の窓にバーを設置して解決しています。
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