21/12/27 10:00 投稿
リノベ専門サイト『リノベりす』スタッフが本気で選んだリノベ事例2021
リノベのトレンド
この一年で人気を集めたリノベーション事例をランキング形式でご紹介している、【2021 年間ランキング】が発表!2021年もライフスタイルに合わせて進化したリノベのトレンドや、新しいリノベのかたちが見られた年になりました。
また、今回ランクインに惜しくも届かなかった中から、日々、たくさんのリノベ事例を見ているリノベりすスタッフが、ひと味違った角度から踏み込んで優れた事例をセレクト!事例内では解説しきれなかった、見どころをスタッフならではの視点でご紹介します。
SUVACO 代表取締役・会田
「良質な住まいづくりを専門家と一緒に創造していく」をモットーに。
リノベりす(SUVACO)編集長・松本
リノベ・住宅の今。ユーザーのニーズに応える記事を日々企画中。
ウェブディレクター・和田
今よりもっと快適に活用いただけるサイト構築を担当。
リノベりす編集部 松浦
各社のリノベ事例をくまなくチェック。リノベりすのリノベ事例担当者。
リノベりす アドバイザー・加藤
お客さまの良き理解者として、「最高のリノベ」へ導くアドバイザー。
時が刻む価値を感じる日常空間
リノベりすを運営するSUVACO株式会社の代表・会田が注目した事例は、木造2階建てのスケルトン物件を購入した夫妻のリノベーションです。
SUVACO代表 会田
京都という土地柄にも合う、和とモダンの組み合わせがとても素敵で、過去から現在、そして未来へと時が刻む価値を日常空間の中で体感できるような素晴らしい住まいだと思います。
片付けが大の苦手だからこそ、リノベで散らからない仕組みづくりを
リノベをするうえで「暮らしやすさ」は最大のテーマ。リノベりす(SUVACO)編集長・松本の注目事例は、ワークスペースや家事動線を上手に盛り込んだマンション事例です。
リノベりす(SUVACO)編集長 松本
その点、このおうちは「暮らしやすさ:オシャレ=8:2」という明確な優先順位のもと、ホテルのような空間を無理なく維持できるために、徹底的にプランを工夫。 動かせない柱を逆手にとり、柱の陰にこもれるようなワークスペースを設けて、仕事道具がそこに収まるようにしたり、「洗う・干す・しまう」という一連の作業をリビングを通らずにできるようにしたりするなど、「片付けが大の苦手」だからこそ、散らかる原因を考え、それを無理なく解決してくれるプランを実現しています。
片付けられないことを意志の問題にせず、プランを工夫することで、散らからない仕組みづくりにまで落とし込んだところが秀逸です。 ちなみに、「オシャレは2割」と言いながら、抑制の効いたコーディネートで十分おしゃれな空間になっていることも付け加えておきます。
小上がりと回廊。遊び心と実用性を兼ね備えた、その後も気になるおうち
リノベりすを運営する立場として、多くの事例を見ているウェブディレクター・和田。その中で、何より本人が住んでみたい!と思ったほど仕上がりが気になったという事例はコレ!
リノベりす(SUVACO) ウェブディレクター 和田
もう一つの魅力は、大胆なプランニングの中でも、それに兼ね備えられた実用性があることです。回廊で囲んだスペースを小上がりにすることで、大容量の収納を確保。回廊に囲まれたお部屋の間仕切りを引き戸にすることで、採光も考えられています!そのうえ、回廊の床をモルタルにしているため、キッチン周りやバルコニーに面した床の掃除もしやすそう。
自分だったらここにあれ置きたいな、これ置きたいなと本当に思ってしまうような、住んでみたいおうちだったことが選定理由です。これからのご家族の成長、時間の経過でどんな風に変わっていくのかも気になってしまう、そんなおうちでした。
鉄骨戸建ての床を一部撤去して吹き抜けに!?延床面積を減らすことで逆に広がりを感じる空間に
数多くの事例をサイトに公開していく中で、戸建ての自由度を改めて再認識したという編集部・松浦。開放感は、平面や広さだけじゃなく、さまざまな要素で実現するのかもしれません。
リノベりす 編集部 松浦
3・4・5階が自宅、2階に事務所があり1階に母が暮らすという職住一体の2世帯住宅なのですが、4階の床を一部撤去して3階のリビングを開放感ある吹き抜けにすることで、延床面積は減っているにも関わらず、逆にゆったりとした住まいに。取れるのは壁だけではないとは…!戸建てリノベの可能性がさらに広がる素敵な事例だなと感じました。
ちなみに、調べてみたところ吹き抜けを新たにつくることも、逆に吹き抜けをふさぐことも、条件次第で可能な模様。「条件」は構造上の問題のほか、消防法や建築基準法等も関係し、個別ケースでの判断が必要。どんな戸建てでもできるわけではないのでご注意ください!
コストと美しさの最適解。プロフェッショナルのこだわりが光る設計
リノベーション会社紹介サービスのアドバイザーとして多くのお客さまのご対応をしている加藤。こちらは、実際に「リノベ会社紹介サービス」をご利用いただき、依頼先を選ばれたお客さまの完成事例です。この軌跡は加藤自身にとっても思い入れの深い事例となっています。
リノベりす リノベーション会社紹介サービスアドバイザー 加藤
キッチンカウンターの天板やカウンターの机、キャットウォークを兼ねたカーテンレール、ベンチなどの造作は、ゴム集成材というコスト抑えめの素材を使われていますが、厚みの見え方や塗装の色味を繊細に調整し、ウォールナットの高級感とも調和しています。
マンションのプランニング特有の「梁」も、アールの壁が飲み込むような作りやレンジフードとぴったり寄せるなど、細部まで美しく納まるように計画されているプロフェッショナルの仕事です。
既存の間取りや内装からは想像がつかないほど個性にあふれたリノベーション事例たち。住まい手の暮らし方と依頼先の優れたプランニングによってこんなにも住まいは独創的なかたちにできるのですね。良い住まいを知ることは、改めて私たち自身の暮らしのあり方やライフスタイルに立ち返るよいきっかけになるのかもしれません。ぜひ、みなさんも自分らしい住まいのあり方を、リノベりすと一緒に考えていきましょう。
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