22/02/14 10:00 投稿
1位は「しっかりとした事前調査で壁式構造でも全部屋明るくリノベ」|リノベーションランキング(2022年1月)
リノベのトレンド
2022年1月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。今月は壁式構造のマンションを明るい住まいにリノベーションした事例が1位にランクイン。スケルトンリノベや見晴らしのよいマンションリノベにも注目が集まりました。
1位:プロの視点で「できること」「できないこと」を判断[CLOCK(クロック)]
第1位は、壁そのものが建物を支える躯体となっている「壁式構造」のマンションリノベーション。室内に壊せない壁がいくつもあることから購入を悩みましたが、「できること」「できないこと」をプロの視点で調査してもらい、計画をスタートさせました。
奥まっていた独立キッチンは、明るいリビングに移動。LDKと玄関との間に大きな室内窓をつくり、家全体に光が回るようにしています。キッチンは家に合わせて設計したオリジナルで、ダイニングテーブル一体のデザインに。左右どちらからでも出入りができ、大型パントリーにも行きやすいなど便利な家事動線も叶えています。
CLOCK株式会社 代表:前田響さん
2位:水まわりの移動で窓がつながり、光と風が流れる住まいに[ゼロリノベ ]
「もう少し広いところに住みたい」という思いから始まった、中古購入+リノベーションが第2位。専門家との二人三脚の物件探しで、理想のマンションを手に入れ、全てを一新しています。
間取りはキッチンやバスルームを大きく動かし、玄関側の2つの部屋をオープンに。南北の窓がつながり、光や風が流れる明るい住まいに生まれ変わりました。
広げた玄関はクローゼットを併設し、自転車を壁に掛けるなど立体的に活用。木の温かみや自然の色使いの中に、遊び心のあるアイテムを散りばめた北欧スタイルのインテリアも印象的です。
3位:料理中も食事中も、窓からの見晴らしを楽しめる家[インテリックス空間設計 ]
第3位は、リモートワークの増加でこれまでの生活を見直し、仕事のスペースや将来の子ども部屋を念頭にリノベーションした事例。
見晴らしにこだわって探したという部屋は、リビングの窓下に街並みが広がり、日差しも入って開放感たっぷり。料理をする時も食事をする時も景色を楽しめるよう、キッチンとダイニングの位置を変更しています。夫妻ともに料理が好きなので、2人並んでの作業がスムーズになるようスペースにゆとりをもたせ、ストレスのない共同作業を満喫。木目とグレーのタイルでまとめた空間は、おしゃれなカフェのような雰囲気です。
4位:無骨なインダストリアル要素をスマートに取り込む[SHUKEN Re(シュウケンアールイー)]
無機質な印象の強い「インダストリアルスタイル」を、「継ぎ目のないスマートなデザイン」や「素材感」で心地よい空間に。
キッチンはモルタルとモールテックスを使って、インダストリアル感を強めにアピール。LDKとベッドルームを仕切る壁は、ドア枠や窓枠のないシームレスなデザインにして存在感を消し、空間に連続性をもたせています。壁やドア、そしてインダストリアルならコンクリートむき出しにすることが多い天井も「白」で統一。白に映る光と、木目の床やベンチが響き合い、明るく快適な場所になっています。ワンルームにしなくても、広さと開放感を感じる住まいです。
5位:キッチンからつながる裏動線で家事ラクに[リノベーション東京 ]
築32年のメゾネットマンションをリノベーション。
6階はスケルトンにしてすべて改装し、7階は表層のみの変更でコストをコントロールしています。
暮らしのメインとなるLDKは、和室を取り込んで約18畳の大空間に。余計な間仕切りがなくなり、3方向の窓へ視線が抜けるようになりました。キッチンはセパレートタイプの対面式に変更。
新たに作ったユーティリティーには、着脱式の物干しやカウンター、さらに洗濯物をしまう棚やハンガーパイプも設けたため、衣類に関わる家事がここで完結しています。キッチンからユーティリティーや玄関につながる裏動線も便利です。
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