本好きにはたまらない!図書館みたいな戸建てリノベーション
a.design(エーデザイン) (設計・施工)
DATA
自然素材とDIYを推奨し、「一緒に楽しむ住まいづくり」が魅力
床から天井までそびえる本棚を吹き抜けにもつくる
ロケーションが良い築37年の戸建て住宅を購入したKさん夫妻。築年数は古いものの、もともとの造りがしっかりしており、8年前にリフォームしているため設備なども綺麗な状態でした。ただ和室が多いなど間取りの面では変えたい箇所があったことから、部分的にリノベーションを実施することに。
無類の本好きであるKさん。普段生活するスペースに膨大な量の本を収納したいと、リビングの壁一面に本棚を設置。1階の天井を取り払って吹き抜けをつくり、その壁にも大きな本棚を取り付けています。こちらは大工によるオリジナルの本棚で、収納するモノによって棚板の位置を変えられるため、本はもちろん日用雑貨やぬいぐるみなどもスッキリ収まっています。
家事を楽しくこなせる明るいキッチンに
家事動線を考えて、キッチンを庭に面した明るい場所に移動。壁は撤去し、キッチン・ダイニング・リビングをひと続きに配置しました。キッチンはセパレート型のオープンタイプで、対面のシンク側カウンターからは家族の様子や大好きな本も眺められます。
インテリアは白を基調に、床や梁など木の温かみを添えたナチュラルスタイル。造作の本棚やテーブル、収納棚も木と白で統一してシンプルにまとめ、爽やかな印象のブルーの壁やさりげなく置かれた観葉植物が心地よさを高めています。キッチンに張ったブルーのタイルはリズミカルな馬踏み目地を採用。リビングを彩るブルーの塗り壁は、左官職人である妻の父の力作です。
MATERIAL
床:無垢オーク材
壁:珪藻土
INSTRUMENTS
キッチン:造作
洗面:造作
リノベりす編集部コメント
吹き抜けの本棚が圧倒的な存在感です。天井高ぎりぎりまで使ってプランしているので、収納量がたっぷり確保できています。好きな本をきっかけに家族やゲストと会話が広がるのも楽しみですね。