縦空間を有効利用！吹き抜け・ロフトで広がる実家リノベ
フレッシュハウス (設計・施工)
暮らしの中心となるのは、リビングのソファ。ゆったりと包み込まれるようなフォルムは、くつろぎ感たっぷりです。ブルーを取り入れてメリハリのあるコーディネートに。
DATA
間取り図
確実に重ね続けたリフォーム実績をもとに、住まいにもっとも大切な要素を取り入れる。
2階で家事が完結する、気兼ねのない暮らし
この先の両親の健康や子どもの進学を考えて、実家を2世帯住宅にリノベーションすると決めた夫妻。ゾーニングは、親世帯が1階、子世帯が2階と、玄関を共有しながらフロアを分けることに。築35年の戸建て住宅の快適性を向上させるため、耐震補強と断熱改修も重視しました。
1階は既存の間取りを活かし、2階は屋根を架け替えたうえ、スケルトンにして増築。吹き抜けをつくり、ロフトを設けることで、さらにゆとりが生まれています。またキッチンから浴室・トイレまで水まわりを新たに備えつけ、洗濯物を2階で干せるようバルコニーを新設。2階で家事が完結することで、お互いが気兼ねなく暮らせるようになりました。
「上からのぞき込む姿が可愛いです」と夫妻。ロフトは子どものお気に入りの場所になっているのだそう。
ナチュラルな素材に囲まれたカフェ風インテリアに
明るい陽ざしが降り注ぐ吹き抜けリビングと、落ち着いた雰囲気のダイニングキッチン。ナチュラル感あふれる空間は、床にエイジング加工をした厚みのあるパイン材、ダイニングの天井とキッチンの腰壁にラワン材を張り、天然のオイル仕上げに。面積が大きい壁は調湿機能のあるクロスを選び、建具とともにプレーンな白で統一しています。
シンプルに仕上げつつ、キッチンの配置や家具のセレクトで、カフェのような雰囲気を演出。異素材を組み合わせたダイニングテーブルやアイアンの吊戸棚は、好みのデザインでオーダーしました。今後住みながら、ますます自分たちらしいアレンジを計画している夫妻。「これから好きな雑貨やインテリアを楽しみたいです」と笑顔で語っています。
ダイニングの一角にワークスペースを設置。オーダーメイドのデスクは、ダイニングテーブルと同じデザインです。
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ソファやリビング収納に用いた、鮮やかなブルーが部屋のメインカラー。世界地図を遊び心のあるアクセントに。
リビングのくつろぎ家具ソファは、みんなで寝転ぶことも可能。ゆったりサイズで居心地満点です。
ワークスペースのデスクは移動できるため、ダイニングテーブルと組み合わせて広く使うことも。
トグルスイッチで、インダストリアルのテイストをプラス。夫の希望を叶えたのだそう。
白いタイルとカウンターを使った清潔感のあるスペース。ウッドワンのキッチンをラワン材で囲んでオーダー風に。
引き出しとオープン棚を組み合わせて、充実したキッチン収納に。真鍮のノブを回すと棚の高さが変えられます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：無垢パイン材（エイジング加工）
壁：調湿クロス
天井：ラワン材
INSTRUMENTS
キッチン：ウッドワン/スイージー
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リノベりす編集部コメント
吹き抜けやロフトを新たに設けたことで、暮らしにゆとりが生まれました。広々としたリビングには、みんなでごろんと寝転べるソファがあり、くつろぎの時間がたっぷり楽しめます。また豊かな色使いも魅力のひとつ。これから家族の色をプラスしてどんどん素敵になりそうですね。