インナーテラスで趣味を満喫！壁式構造でも暮らしやすいレイアウトにリノベーション

壁式構造で制限があったため、玄関土間の希望をインナーテラスに変更

リノベーションのきっかけは、玄関土間を広げてワークスペースをつくりたいということ。しかし、壁式構造で間取りの変更に制限があり玄関土間を広げることができなかったため、東面にあった2部屋をLDKに繋げ、インナーテラスを設置することにしました。

インナーテラスには妻の趣味のドライフラワーを制作するためワークスペースを配置。広く明るい場所で作業できるようになりました。ワークスペース前はシンプルな黒枠のガラスパーテーションで仕切り、リビングにいる子どもを見守ることもできます。
「明るく細かな作業もしやすく、土間のように仕上げられているので水が飛んでも気になりません」と妻。思い通りの素敵なインナーテラスになりました。

窓際に造ったインナーテラスは、妻の趣味のドライフラワー作業専用。そのため、作業を中断してもそのままにしておいてすぐに戻ることができます。

明るいインナーテラスは、リビングからキッチン、玄関まで見渡すことができる特等席。座って作業をしていても、家族の出入りに気づくことができます。

キッチンやウォークインクローゼットにも工夫をこらし、家族が快適に暮らせる住まい

インナーテラスのほかにも、湿気がこもらないように扉なしのウォークインクローゼットを設けたい、キッチンは業務用のように設備の充実したステンレスのものにしてパントリーも設けたい、配管とともに水まわり設備を一新して掃除しやすくしたいという要望もありました。

ウォークインクローゼットは2つの寝室の間に大型のものを設けて、家の収納をここに集約。主寝室側にも扉の無い開口部を設け回遊性を確保しているので、人の出入りや温度差で自然と空気が動くように考えました。

キッチンは壁付けにし、背面側に大きなアイランド型の作業台を設置。作業効率がアップしただけでなく、家族みんなで料理ができる十分なスペースができました。パントリーはキッチンカウンターからの延長線上に設え、家事動線がスムーズに描けるように工夫しています。

大きなアイランドカウンターにつなげてダイニングテーブルを設置。配膳や片づけがスムーズに行えます。

ウォークインクローゼット内には十分な広さがあるため、部屋に入る前にここで着替えることができます。