洗練された回遊式プランにフルリノベ。ウッドパネルが連なる廊下を部屋のように使いこなす
インテリックス空間設計 (設計・施工)
家具のほとんどは以前から愛用していたもの。ウッディなインテリアやヴィンテージラグとも馴染み、完成度の高いスタイリッシュな空間に。メインの床には滑りにくい犬用フローリングを使っているので、愛犬が元気に走り回っても安心です。
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
白×木色をベースにした空間に程よい黒を効かせて
眺望も日当たりも良いマンションの高層階。隣地は公園で、将来的に建物が建つ可能性が低いことにも安心感を覚え、購入を決めたKさん夫妻。リノベーションは数社に相談しましたが、「大きく間取り変更しながらも奇抜さを感じさせない、洗練されたデザインが好みに合い、特に廊下の使い方に魅力を感じた」というインテリックス空間設計に依頼しました。
間取りは3LDKから1LDKに変更。廊下の位置を大胆に動かし、広くとったLDKと一体に。高さ2.7mの天井を躯体現しにすることで、開放感をグッと高めています。
「自然が好き」というKさんの好みに合わせ、内装は白を基調にウッドパネルや木目のフローリングを採用。キッチンや家具を黒にすることで、空間を程よく引き締めています。「色数は抑えつつ、黒の分量を意識しています。多すぎると重くなるので、全体のバランスを見ながら取り入れました」
デザインと使い勝手を両立するガラスの中軸回転扉
廊下は、とりわけKさんが気に入っている場所。ウッドパネルに囲まれ、本やアートを飾った空間は、通路というよりも部屋のような佇まいです。廊下と玄関ホールをつなぐ建具には、ガラスの中軸回転扉(扉の中心に垂直の軸があり、その軸を中心に扉自体が回転して開閉する形式の扉)を採用。「ウッドパネルの連なりを分断せず、空間をひと続きに見せるには、この扉が最適でした。取っ手がなく、押すだけで180度どちらにも回転するので、犬を抱いているときや荷物を持っているときにも便利です」
ウッドパネルは寝室にも取り入れ、くつろぎ感を演出。寝室は北側にあるため二重サッシにし、洗面・浴室とつなげることで、冬場の温熱環境を整え、ヒートショックのリスクを減らしました。南側のリビングでも二重サッシを検討しましたが、眺望を優先してそのままに。「大きな窓なので中心に柱が必要になると聞いて見送りました。日当たりがいいので冬場もオイルヒーターだけで過ごすことができ、床暖房も不要でした」
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リノベりす編集部コメント
廊下を移動するためだけに設けるのではなく、本を読むなどの役割をプラスしているのが良いですね。黒を効かせたウッディなインテリアや回遊動線で、居心地の良さが高まり、魅力たっぷりの住まいになっています。