暮らしやすさとデザインのバランスが◎。予算内でやりたいことができた
インテリックス空間設計 (設計・施工)
各部屋の間の段差を解消し、フラットにつなげることで面積以上の広がりが生まれたLDK
DATA
間取り図
以前は品川区内の別のエリアで分譲マンションに住んでいたOさん。もう少し子どもが通学しやすいエリアに住みたい、と住み替えを決意した。「雑誌などで知ったインテリックス住宅販売に相談しに行き、いわゆる現況物件でもリノベでガラッと変わると分かったので、自然ななりゆきで中古×リノベを選びました」（妻）。
リノベで大きく変わったのはキッチンの位置。北側で窓がなく、クローズな空間だったため、ＬＤＫの西側の壁にキッチンを移動させた。「リビング入り口からキッチンが丸見になることに抵抗があり、少し隠したいけど対面型だとスペース的に厳しい、といった理由で最終的には壁付け＆タイルのキッチンになりました」と妻。
また、床が直床で段差が多かったため、新たに床を組んで段差を解消できたのもリノベならではのメリット。その分天井高を確保するため、天井を解体して白く塗装。デメリットを解消しつつ、結果としてうまくデザインに生かす形となった。「暮らしやすさとデザインのバランスがちょうどいい。予算的にも無理のない範囲でやりたいことができて大満足です」（夫）。
キッチンを移動した場所にWICを設置し、収納問題も解消
黒板塗装のグリーン、玄関の鮮やかなブルー、子ども部屋のパープル…。白を基調としながらも、鮮やかな色をワンポイントで取り入れているのも特徴的だ。これらの色は、それぞれ家族みんなの「お気に入り」を反映させたという。
カフェのようなオープン棚やタイルを取り入れたキッチンは、妻の一番のお気に入りの場所。「後片付けが苦にならず、毎日の料理が楽しい！」と妻は満足そう。以前キッチンがあった場所には大容量のWICを設置することで、収納の問題も解消した。
以前住んでいたマンションの契約の関係で、スケジュールにあまり余裕がなかったというOさん。「プランナーさんは私達を決して急かしたりせず、相談したことには素早く回答してくれる。どんなプランを提案をしてくれるのか、打合せが本当に楽みでした」
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段差を解消するために床が高くなった分、天井を取り払って天井高を確保した。表しになった躯体は白く塗装し、ナチュラルな雰囲気に
孤立していたキッチンをリビングの中心に移動させることで、家族とのコミュニケーションも格段に取りやすくなった
キッチンは機能性を重視してシステムキッチンを選んだ。面材とキッチンの壁は清潔感のある白で統一
キッチンの位置を移動することで、キッチン→洗濯機→洗面室が一直線につながり、生活動線が快適に
家族間のコミュニケーションに大活躍している黒板塗装の壁は、キッチンにある冷蔵庫や収納棚をほどよく目隠しする役割も
キッチンの壁は白いタイル×黒い目地でカフェのような雰囲気に。お気に入りのカップなどは、オープン棚にディスプレイしながら収納
黒板の一部にニッチを設け、置き場所に困りがちなチョークや黒板消しなどの小物を収納できるようにした
玄関脇の寝室は、壁に爽やかなブルーのクロスを取り入れた。また、出窓に面したデスクも新たに造り付けた
出窓の形を生かした造作デスク。コンパクトでありながら、ほっとくつろげるスペースだ
長女が選んだ、薄いパープルがテーマカラーの子ども部屋。自分で選んだお気に入りの色だという
どうしてもつくりたかった、という広い玄関土間にはロードバイクをディスプレイしながら収納。鮮やかな黒板塗装の壁は家族全員によるDIYで
ビフォー・アフター
MATERIAL
床材：無垢材挽き板フローリング（オーク）
壁：クロス、一部タイル
天井：塗装、クロス
INSTRUMENTS
キッチン、洗面化粧台：パナソニック
ユニットバス、トイレ：TOTO
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