自分たちに合わせてゼロからつくったから、あらゆる面で快適
インテリックス空間設計 (設計・施工)
和室をなくしたことで、開放感たっぷりなワンフロアのLDKに大変身。壁を一面だけグリーンに塗装した。置き家具は置かず、造作のデスクコーナーでスッキリとした空間に
DATA
間取り図
2013年5月に物件を購入し、8月に入居、とスムーズに中古×リノベーションで理想の家を手に入れたIさん夫妻。「家賃を払い続けるのがもったいない」と2013年2月頃からリノベ前提で物件を探し始め、同時に工事を依頼する会社も探していた折、ネットで知ったのがインテリックス空間設計だった。エリアを江東区、江戸川区、市川、浦安に絞り、予算と広さ、立地などの条件に合う物件をひたすらネットで探したという。
「担当の方と一緒に3軒ほど物件を見に行ったのですが、その場でいろいろとアドバイスをしてくれた点が心強かったですね。ほぼこの物件しようと決めたときにリノベーションのプランを提案していただいき、そのプランがすごく良かったのも、決め手になりました」と夫妻。
リノベーションでは隣接する公園に面した窓を生かすため、LDと隣の和室をつなげて広々としたLDKに。壁付けで暗かったキッチンは位置を変更してオープンにした。また、寝室はコンパクトにして、できるだけウォークインクロゼットを広く取ることなどを希望した。
「ライフスタイルショップのロンハーマンみたいなイメージにしたい」という夫妻の希望で実現した、シャビーな雰囲気の白い板張りの壁、LDKの一面だけに取り入れたグリーンの塗装、色の組み合わせにこだわって選んだモザイクタイル、深みのある色合いと型ガラスが印象的なオリジナルのドアなど、夫妻のインテリアに対するこだわりも、ちょうどいいバランスで形にしている。
使いやすくて遊び心のある工夫がいっぱい
構造上取れない梁があったため、あえて床を下げることによってできた日当たりの良いインナーテラス、洗濯機のある場所まで行かなくても通路から洗濯物をカゴに入れられる扉、アール壁で遊び心をプラスしたウォークインクロゼットやパントリーなど、使いやすくてデザインに遊び心もある、リノベーションならではの工夫も各所に見受けられる。
中古×リノベでいちばん気になるのは、やっぱり「いくらかかるか」ということ。Iさん宅の工事費は約800万円。「物件価格と合わせて2500万円以内ぐらいに収めたかったので、ほぼ予算内でした。リノベーションに関しても、やりたかったことが全部できたので大満足です。照明や雑貨は手頃な価格のIKEAの商品を活用しました」と夫妻。
【設計・施工 インテリックス空間設計】「きもちまで測るリノベーション」でお客様一人ひとりの「理想の住まいを」実現します。この会社のプロフィールページを見る
真っ白なオープンキッチンとひと続きのダイニング、リビングスペース。「キッチンと一体感があるデザインが気に入っています。使いやすさも抜群」と夫妻
壁をエイジング塗装した白の板張りにするなどして、「私達らしくデザインする」リノベーションの楽しさをカタチに
構造上取れない梁があった既存の間取り。そこで、あえて床を下げ、リビングからゾーニング。陽射しがたっぷり入るインナーテラスとした
孤立していたキッチンを移動し、リビングを一望できるオープンキッチンに。キッチンのあった場所には、大容量のパントリーを設置
キッチンに隣接するパントリーには使い勝手も考慮して建具をつけず、アール壁で緩やかに仕切った
夫妻がお気に入りのライフスタイルショップ「ロンハーマン」からヒントを得たという、シャビーなイメージの白い板張りの壁
イケアで購入したという小ぶりなペンダントランプが、広々とした空間に心地よいリズムを与えている
シックなネイビーに塗装したＬＤＫ入り口のドア。型ガラスやドアノブなどもこだわって選んだ
靴収納は取り出しやすく、しまいやすいオープン棚に。ロールスクリーンで目隠しすることもできるようになっている
ウォークインクロゼットの入口も建具をつけずアール壁にすることで通気性が確保され、出入りもしやすく
洗面スペースは、壁の一部に色の組み合わせにこだわったモザイクタイルを取り入れて華やかに
洗面室とつながる通路から、洗濯機のある場所まで行かなくても洗濯物を入れられるよう扉がついている
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：(LDK・洋室・ホール)
アメリカンブラックチェリー無垢材
INSTRUMENTS
キッチン：パナソニック
ユニットバス、トイレ：TOTO
洗面化粧台：サンワカンパニー
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