330万円で理想の住まいへ。部分リノベ＆DIYでかしこくコストコントロール！
a.design(エーデザイン) (設計・施工)
「リビングに隣接する子ども部屋を設け、子どもの気配をいつも感じられるようにしたい」という希望から生まれた開放的な空間。壁や床に自然素材を多く取り入れ、家族と過ごす時間が心地よいものに。
DATA
自然素材とDIYを推奨し、「一緒に楽しむ住まいづくり」が魅力
子どもの気配を感じる住まいを目指して
もともと住んでいたエリア内で広めのマンションを購入したTさん。24年前に建てられてから一度もリフォームされていなかった水まわりや、子どもの様子が見えにくい間取りが気になっていたため、既存の間取りを残しつつ、いつでも子どもの気配を感じられる住まいへリノベーションをすることに。
和室と納戸を取り込んで広げたLDKは、引き戸で間仕切ることができるキッズスペースとつなげて開放的に。LDKのどこにいてもキッズスペースで遊ぶ子どもを見守れるようになりました。
今は引き戸を開けて広々とした空間を楽しんでいますが、将来的には姉妹それぞれの個室として使用できる設計になっています。
リビングの一部を二人姉妹のキッズスペースに。引き戸の内側は姉妹の好きな黄緑色に塗装しました。
自然素材に包まれたナチュラルなインテリア
古くて傷みのあった内装は無垢の床と珪藻土の壁で刷新。予算を抑えるため、床の自然塗装と珪藻土の左官塗りはDIYで仕上げることにしました。
「雑誌で雰囲気を伝え、塗り方を教えてもらいました。大変だったけど終わってみると楽しい思い出です。」とTさん。住まいへの愛着も一層深まります。
木のぬくもりを感じる建具はa.design(エーデザイン)のオリジナル。使用する素材やガラスの種類、ドアノブまで好みのデザインを選ぶことができ、より「自分好み」のインテリアをかなえることができます。テラコッタ風のタイルやアンティークな雰囲気のガラス照明などをセンス良く配し、あたたかみのあるナチュラルな住まいへと生まれ変わりました。
DIYで仕上げた床。「自然塗料を塗ってから拭き取り、数日後にまた塗る」方法をレクチャーしてもらったそう。
無垢の床に異なるデザインのドアが並ぶ廊下。真鍮の丸いドアノブがクラシカルな雰囲気を添えて。
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キッチンはシンプルなシステムキッチンを選びコストを抑えました。タイル張りの床とガラスのペンダントライトで雰囲気よく。
納戸をなくした代わりにクローゼットを新設。サイドにカウンターを造作し便利に使えるワークスペースに。
リビングとつながる子ども部屋。「開放的だから安心できるのか、子どもたちだけで寝るようになりました」。
どこかレトロな雰囲気のあるチェッカーガラスをはめ込んだリビングドア。リビングの様子がつつ抜けにならないメリットも。
「女の子2人だから靴が増えるに違いない」と大容量の収納を新設した玄関。扉はフローリング材で造作し白くペイントしました。
トイレの床はキッチン、玄関と同じタイルを張って統一感を出しました。造作のドアには明り取りの窓を付けて。
MATERIAL
床：無垢板（LDK、廊下）タイル（キッチン、トイレ、玄関）
壁：珪藻土
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リノベりす編集部コメント
木のあたたかみを感じるインテリアが素敵。リビングと子ども部屋がつながっているのはお互いに安心感があっていいですね。