築22年の中古戸建てをジャパンディスタイルにリノベーション。回遊動線で暮らしやすい住まい
entrie(エントリエ) (設計・施工)
日本と北欧をミックスした「ジャパンディスタイル」。白・木を基調としたなかにニュアンスカラーを上手く取り入れて、居心地のよい空間をつくりあげました。
DATA
間取り図
リフォーム会社の実績に真新しさを追求するリノベーションブランド。
オープンなLDKと洗面台を回遊動線でつなぐ
結婚を機に、マイホームとして中古購入＋リノベーションをすることにしたNさん夫妻。ネットを使って情報を集めるなか、ホームページが好みだったのがエントリエでした。
初回の打ち合わせでは「どんな生活をしたいか」「何をしているときに幸せを感じるのか」など、まず自分たちを知る質問から始まり、間取りの具体的な話はほとんど無し。それでも2回目の打ち合わせで、イメージがプランとして見事に具体化されていたことで、「これは本物だ」と思えたのだといいます。
ミニグランドピアノを置いたリビング。音楽を積極的に楽しめるので、暮らしの幅も広がりました。
キッチン仕事と洗濯を同時進行できる回遊式プラン。自分たちのライフスタイルをもとにした配置です。
ニュアンスカラーを散りばめたミックスインテリア
インテリアは、日本と北欧のエッセンスを融合した「ジャパンディスタイル」に。シンプルで洗練された和のテイストと、木の温かみがある機能的な北欧家具を上手にミックスし、すっきりと透明感のある空間に仕立てました。
壁や天井など基調となる色は白、組み合わせるドアやタイルはニュアンスカラーが中心。,br>「小さなサンプルから選んだので、大きな面積で想像できない部分もありました。家がカタチになったときが答え合わせのようで楽しかったです」と振り返るNさん。頭の中のイメージが実現し、思った以上のものになったのを見た瞬間、「ここに住めるんだ！」と心が躍ったのだそう。「今は家に帰るのが楽しみです。毎日おうち最高だなって思っています」。
白、生成り、ベージュなど自然色を多用した、温かみのあるやさしい雰囲気。やわらかな色を使いつつ、直線や人工的な曲線で構成することで洗練された印象に。
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2人並んでも動きやすいキッチン。実家を出るのが初めてだった夫も、今は料理にはまっているのだそう。
キッチン奥の扉を開けると、洗濯機のある脱衣室を通り抜け、洗面室にも行けるようになっています。
小上がりを造作した、2階の寝室。ベージュの壁紙と明るい木目で温かみのある空間に。
寝室の隣りには大容量のウォークインクローゼットを配置。片付く収納を家の随所に設けました。
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リノベりす編集部コメント
日本のものと北欧のものの相性の良さを改めて感じるジャパンディスタイルでした。淡い色合いやシンプルなデザインが響き合い上品な空間になっていますね。家の真ん中に洗面台をレイアウトする回遊動線が、家事や生活の動きをスムーズにしています。