土間からダイレクトにつながる大空間へ！祖母から受け継いだ築43年の長屋をフルリノベーション
entrie(エントリエ) (設計・施工)
日当たりのよい土間から、リビング・ダイニング・キッチンがひと続きに。建物が密集している場所ですが、南北の窓を開ければ、風が気持ちよく通り抜けます。
DATA
間取り図
リフォーム会社の実績に真新しさを追求するリノベーションブランド。
新築や建て替えではなくリノベーションで理想の家を実現
祖母が住んでいた店舗併用住宅を受け継いだMさん。店舗だった南側の土間部分だけ改修して暮らしていましたが、日当たりのよさを活かしきれず、もったいないと感じていました。
そこで新築や建て替えも検討した結果、フルリノベーションを決意。webサイトを見比べて「土間があって空間がつながった感じに」という要望のもと、10社ほどに見積りしてもらいました。
「いずれバイクを置きたい」と広々とした土間スペースを確保。玄関とは別に出入り口をつくっています。
土間を入るとダイレクトにリビング。夫が探してきた、こだわりの床材を敷き詰めました。
子どもの誕生会や年末年始、人を招いて楽しめる家に
古くて使いにくかった間取りは、1階の玄関土間をオープンにしてワンルームのLDKに。家事がスムーズに流れる回遊動線を確保しながら、キッチンやダイニングテーブルを配しました。
またパントリーやワークスペースを兼ねたフィギュアのディスプレイ棚など、ゆとりをもった収納を随所に造りつけ、コンパクトな空間を有効に使っています。
「実家が近くにありますが、集まるときには子ども7人の4家族では窮屈でした。これからは『うちにおいで』と言っています」とMさん。「子どもたちの誕生会や年末年始、人を呼べる家になりました」。
リビングの一角が、落書きOKの楽しい遊び場に。
リビングを通って2階の子ども部屋へ向かうプラン。キッチンから洗濯コーナーまでも行きやすい家事動線です。
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オープンスタイルのII型キッチン。振り向くだけで必要な物がとれて作業効率が抜群。
カウンターに続けてテーブルを並べることで配膳や片付けがラクに。見た目もスッキリです。
キッチンの奥に配置した、フィギュアの飾り棚と組み合わせたワークスペース。
帰宅後すぐ手を洗えるよう、玄関土間に手洗い器をプラン。
2階の寝室は小上がりに。息子はここ座ってテレビを見るのがお気に入りなのだそう。
1階にあった洗面所や浴室は2階に移動。
洗濯スペースには乾燥機も取りつけています。
ニッチをトイレットペーパー収納と飾り棚に。
3階は、生活用品の収納と1人で寝るのに十分なスペースをつくりました。まだまだゆとりがあり、秘密基地のような楽し気な部屋になっています。
外壁を塗り替え、通風を確保しつつ窓の数を減らしました。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
広い土間と、リビング、ダイニングキッチンがそのまま続く、開放的な住まいです。家族の気配が自然に伝わり、また家事もしやすい空間だと思いました。たくさんのゲストが集まってもゆったり過ごせますね。