コストダウンの工夫がいっぱい！75㎡・670万円で間取り変更もオーダーキッチンも叶えた部分リノベ
a.design(エーデザイン) (設計・施工)
リビングやキッチン、小上がりを一つの空間にレイアウト。子ども部屋も開けっ放しにできる引き戸で仕切り、家族のコミュニケーションがぐっと円滑に。
DATA
自然素材とDIYを推奨し、「一緒に楽しむ住まいづくり」が魅力
デザイン性、使い勝手が良いオーダーキッチン
シンプルなスタイルと木のやわらかな自然の温もりの調和が何とも心地よいマンションの一室。その佇まいは、施主ファミリーが愛用してきた家具や、DIYされた塗装の味わいによってつくり上げられています。
75㎡の部分リノベで、家族が集まるLDKは仕切りがほとんどないワンルームに。フローリングの小上がりをつくったり、壁いっぱいのブックシェルフを設けたりして、家族が自分の好きなところで思い思いにリラックスできるようにしました。独立型だったキッチンは、壁を取り払ってオープンに変更。家族の様子がよく分かるよう、対面式をオーダーしました。レンジフードを設置した壁は、リビング側を黒板塗料で仕上げています。
木とステンレスを使ったオーダーメイドキッチン。天板の奥行きを広くとり、シンクも大きいサイズのものを組み込みました。
黒板塗料で仕上げた壁がLDKのアイキャッチ。家族みんなで楽しめる遊び場に。
子ども部屋はベッドや机のサイズに合わせて設計
子ども部屋はリビングとゆるやかにつながる場所に配し、手前のスペースは以前から使っていたベッドやデスクのサイズに合わせて設計。その奥にも広々とした部屋をつくることで、子どもたちの成長に合わせて自由に使えるようにしました。
リビングとそれぞれの子ども部屋は引き戸で仕切っているので、連続性が高まって、家族のコミュニケーションも広がります。
ロフトを設けてコンパクトな部屋をわくわくする空間に。縦空間を使うことで無駄のない間取りになりました。
奥に広がる子ども部屋には、勉強に必要なものや衣類などをたっぷり収納しています。
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リビングの壁一面をオープン棚に。カラフルな背表紙がインテリアの一部になっています。
キッチンは両側から出入りできるので作業性も抜群。
収納たっぷりの広々とした玄関土間は、カラーモルタル仕上げ。ブルーの室内ドアがアクセント。
朝の身支度がスムーズにできるよう、洗面ボウルは2つに。大きな実験用シンクは洗い物にも使えます。
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リノベりす編集部コメント
塗装を自分たちで行ったことで、コストダウンになりながら思い出深いリノベーションになっていますね。子ども部屋などは持っている家具を最大限活かす設計が、予算や空間を上手に使うカギになっているなと思いました。