回遊動線で叶えた大人も子どもも快適な古民家リノベーション
株式会社エコハウス (設計・施工)
南側の庭を望む間口の大きな窓から、やさしい光がたっぷりと入るLDK。天井を解体して現れた梁を見せ、屋根なりの勾配天井にすることで、高さのある開放的な空間が生まれました。かつて縁側だった窓際の天井は、既存の構造をあえて残し、塗装で仕上げています。
DATA
間取り図
自然素材リノベをワンストップで。東京、埼玉、群馬の計8拠点を関東エリアに展開
回遊動線でくらしがつながる。家族がのびのび過ごせる住まい
以前の住まいでは、休日になると「家にいるのが窮屈だから外に出かけよう」と、外出することが多かったというIさん夫妻。新たな住まいとして選んだのは、ゆとりある広さの平屋。その広さを活かし、子どもがのびのびと遊べること、家族みんながお互いの気配を感じながら快適に過ごせることを大切に、使い勝手のよい動線を考えました。
設計・施工は、「エコハウス」に依頼。エコハウスでリノベーションした知人のおしゃれな住まいを見て、「いつか自分たちもお願いしたい」と考えていたそう。要望を丁寧に汲み取り、細かな部分まで反映したパースを提案してくれたことが依頼の決め手になりました。
中でも玄関からの動線は、さまざまなパターンを比較しながら考え抜いたポイント。玄関からは洗面室とリビング、どちらにもアクセスでき、ウォークインクローゼットまで含めてぐるっと回遊できる間取りになっています。水回りとウォークインクローゼットをまとめることで、洗濯や着替え、収納までの動作がスムーズになり、家事効率のよい動線が生まれました。
さらに、キッチンから目が届く場所にはキッズスペースを設置。料理をしながら子どもの様子を見守れるほか、散らかりやすいおもちゃは腰壁の向こうにまとめて置いておくことができます。子どもがのびのび遊べる空間と、大人が家事をしやすい間取りを両立。家族みんなが心地よく過ごせる工夫を随所に取り入れました。
メリハリのある内装選びと、コの字型を活かしたプライベート空間
ゆったりとした開放感のあるLDKから、水回りを横切って南側へと廊下を進むと、家族の寝室が3部屋並んでいます。もともとのコの字型の間取りを活かし、パブリックスペースとプライベートスペースが分かれているので、寝室へと続く廊下は、自分たちだけの空間へ向かう秘密の通路のようでもあります。LDKと寝室をつなぐのは廊下だけなので、生活音が届きにくく、静かに過ごせる落ち着いた空間となっています。
寝室の床には、木目柄のフロアタイルを採用。平屋は施工面積が広くなるため、すべての床をフローリングにするのではなく、部屋ごとに素材を使い分けることで、コストを調整。洗面、トイレや収納内部にはクッションフロアを取り入れるなど、場所に合わせて素材を選び、予算とデザインのバランスを取っています。
また、既存の柱や梁といった古民家ならではの味わいと新しい素材が調和するよう、キッチンの腰壁やカップボードの間仕切り壁には塗装したラワン材を採用。洗面室の棚板やミラーのフレームには、あえて風合いのある足場板を使い、アンティークな要素をプラスしています。素材の選定にもこだわることで、古民家の味わいを残しながら、新しいくらしに合わせて心地よく整えられた住まいが完成しました。
そのほかの画像を見る
MATERIAL
壁:ビニルクロス、タイル
天井:ビニルクロス、塗装
リビングダイニング床:フローリング(朝日ウッドテック)
キッチン・寝室床:フロアタイル
洗面室・トイレ・WIC床:クッションフロア
INSTRUMENTS
キッチン:クリナップ
浴室:LIXIL
トイレ:Panasonic
洗面カウンター:アイカ
この事例のリノベーション会社情報をみる
















リノベりす編集部コメント
古民家ならではの趣は残しつつ、くらしやすくアップデートされています。長い廊下のおかげで個室とLDKに程よい距離感が生まれ、プライバシーが守られているのも安心ですね。