閉塞感のある平屋を、天井高をあげて明るく広々とした空間へリノベーション！

明るく開放的な空間になるように工夫をこらした住まい

高い建物にはさまれて光を取り込むのが難しかった築70年の平屋を、明るく開放感のある空間にリノベーション。細かい部屋に分かれた昔ながらの4Kを、夫婦の寝室と2人の子どもにひと部屋ずつの3LDKへと変更しました。

間取りは各個室を最小限の広さにし、家族が集まるLDKを最大限に広く取ることに。広くなった空間をより明るくするため、屋根を上げて天窓を設置。さらに東側の壁に小窓を追加することで、暗かった家が光と風の通る気持ちのよい住まいになりました。

独立していたキッチンはリビングにいる子どもたちを見ながら料理ができるように対面に変更。リビングダイニングとキッチンが一体になることで、家族とコミュニケーションを取りやすい空間になりました。

アイランドキッチンからは、リビングダイニング全体が見渡せ、子どもがどこにいても目が届くようになっています。

機能性とデザイン性を兼ね備えた上げ下げ式の小窓を2つ新たに設置。開口部が増えることで、より開放感な空間に。

梁が印象的なナチュラル空間

内装だけでなく外観も西海岸をイメージして、さわやかなブルーの外壁とナチュラルな玄関扉に。窓枠、軒裏、玄関上の庇部分に白を採用することで、めりはりのきいた目を引くデザインになっています。フェンスや門扉を撤去したことで、施主希望の駐車スペースも確保することができました。

内装のこだわりは、天然のブラックウォールナットをフローリングに使用したこと。年月とともに変化していく天然木の色変化を楽しめます。
高くなった天井にはナチュラルなヴィンテージ感を出すため杉板を張り、アクセントとして梁を残しました。

天井高を上げることで広さをプラス。ダークな色合いの梁と天井の杉板がマッチして、印象的な空間になっています。

ホワイトとブルーのコントラストが目を引く外観。ウッド調の玄関扉が内装と調和しています。