視界の抜けが決め手になった中古購入+リノベーション。家の中でいちばん良い場所をキッチン&ダイニングに
CLOCK(クロック) (設計・施工)
DATA
間取り図
“ジャンルレス”に肩肘張らず、楽でのんびりできる空間のある毎日を
豊かな緑と都会の眺めを活かしたレイアウト
施主夫妻のマイホームは、文化施設やビジネス街が集中する大阪の中心エリアに建つマンション。都会でありながら、大きなFIX窓から見える豊かな緑と開放感に魅了され、購入を決めたといいます。
リノベーションでは壁を取り払い、窓の外に視線が抜ける広々としたLDKをプラン。壁に囲まれていたキッチンをオープンにして、最も開放感を味わえる場所に移動しました。キッチンはシンクとコンロを振り分けたII型で、コンロ側をリビングに対面する形にしてダイニングテーブルを並列に。キッチンの奥には通り抜けられるパントリーをつくり、ストック品や掃除用具など日常で使うものだけでなく、生活感が出てしまう冷蔵庫も収納。廊下からも出入りできるので、ものの出し入れがスムーズです。
斜めの壁や可動式金具でリビングをコンパクトに
キッチン&ダイニングを広くとった一方、リビングはコンパクトな空間。子ども部屋との間仕切り壁を斜めにすることで、程よい広がりとテレビからの距離を得ています。
子ども部屋には横長の室内窓を設けて、屋外の開放感を感じつつもプライバシーを守れるつくりに。その隣にはシングルベッドを2つ並べてぴったりのミニマルな寝室を配しました。
家族3人の洋服やバッグは、玄関横のウォークインクローゼットにまとめて収納。壁に沿ってコの字にハンガーパイプを回し、広い空間を立体的に使いこなしています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
木々のグリーンと街並みが広がる、理想的な景色を存分に生かしたプランです。オープンなキッチン&ダイニングは、オーク材のルーバー天井と相まって居心地が良さそうですね。グレーや黒を使ったインテリアが都会的な雰囲気を醸しています。