戸建てのツーバイフォー住宅を自分スタイルに。愛着のある街で中古物件でリノベーション。
フィールドガレージ(FIELDGARAGE) (設計・施工)
DATA
間取り図
「参加するリノベーション」をモットーに、住まいを豊かにする”ものづくり”の会社
LDKとスタディスペースのある1階を中心にプランニング
住んでいたマンションが手狭になってきたことをきっかけに、住みかえを検討し始めた夫妻。愛着のある街で、築8年の比較的新しい物件に出合い、リノベーションに踏みきりました。設計・施工はフィールドガレージに依頼。事務所のインテリアが好みにピッタリで、未来の住まいのイメージが次々と浮かび、気持ちが盛り上がったといいます。
購入した戸建て住宅はパネルで建物を支えるツーバイフォー(2×4)工法。そのため間取りを大きく変えることは難しかったのですが、1階は壁の一部を移設して家事動線に基づいたLDKに。そしてリビングから続く六角形のサンルームを家族みんなのスタディスペースに変更しました。一方2階は5人家族にマッチした部屋の配置だったので、壁や柱などそのまま生かしています。
憧れのヴィンテージモダン空間で趣味や料理を楽しめるように
家族団欒の場所であり、来客をもてなす場所でもあるリビングダイニング。インテリアが大好きな夫妻のセンスを反映した、ヴィンテージ感あふれる空間に仕立てています。床材は好みの色に塗装し使い込まれたような風合いに。壁の一部には自然の味わいが魅力の溶岩タイルを張り、スタディスペースとの間仕切りはスチールとガラスを使った建具を配しました。
また夫が趣味の音楽を存分に楽しめるように、DJブースを新設。特注のアイアンシェルフに、見せるレコード収納やターンテーブルなどを並べています。オープンな配置に変更したキッチンは工夫をこらしたオーダーメイド。撤去できなかった柱をアクセントに、リビング収納にも気を配った優れものです。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:タイル(玄関)
壁:溶岩タイル(リビング・一部)
INSTRUMENTS
キッチン:造作
リノベりす編集部コメント
もともと家族にぴったりの間取りですが、キッチンの壁を取り払ったことで、さらに家族のふれあいがもてる住まいになっています。お気に入りのインテリアに囲まれ、思い出いっぱいの街で、これからもずっと仲良く暮らしていけそうですね。