部屋全体がゆるくつながる開放的な間取りをリノベーションで手に入れる！
フィールドガレージ(FIELDGARAGE) (設計・施工)
印象的なパーケットフローリングの床と木板張りの壁で個性のある空間に。モルタル壁と照明がカフェのような雰囲気を与えています。
DATA
間取り図
「参加するリノベーション」をモットーに、住まいを豊かにする”ものづくり”の会社
部屋全体がつながる開放的な間取りに
マンションを購入してリノベーションをすることにしたIさん家族。独立した個室を持つ一般的な間取りではなく、すべての部屋がゆるくつながる開放的な空間を希望しました。
家の第一印象を決める玄関を一番大きく変更。入ってすぐ横にあった洋室を取り込み広い土間玄関にしたことで、子どもの自転車や趣味のアウトドア用品を気兼ねなく置けるスペースとして活用できます。もとの洋室にあった窓を含んでいるので、より明るく開放的になりました。
リビングから玄関までは、扉がなくオープンな間取りに。リビングに隣接するキッズルームには扉を設けず、廊下側の壁も上部は室内窓にしてつながりを感じさせます。あえて壁をつくらず、子どもたちが大きくなったら個室を増設できるような工夫がされています。
もともと洋室だった場所の一部を土間玄関にしました。趣味のアウトドア用品を、汚れを気にせずに収納しておけます。
子ども部屋には、スチール製の室内窓を付けてリビングとつながりのある空間に。将来的には二部屋にできるようになっています。
パーケットフローリングとモルタル壁で個性的な空間に
ひと際目を引くのが、木片を寄せ集めてつくられたパーケットフローリング。張り方も個性のある市松張りにして、より印象的な空間になっています。リビングから廊下まで同じ市松張りのフローリングが続いているので、部屋全体にまとまりが感じられます。
廊下の壁はモルタル、キッチン壁は木板張り、間取りを変えなかった水まわりはタイルやアクセントクロスを採用して遊び心をプラス。床だけでなく、壁にも個性が発揮されています。使用用途が分からなかったサンルームにはソファを取りつけて、壁は木を使いログハウスのような雰囲気に。モルタルと木材の絶妙なバランスで、温かな居住空間になっています。
リビングの一角にカウンターテーブルを設置し、妻念願のミシンを置ける作業スペースができました。横には余ったスペースを有効活用して収納を増やしています。
サンルームにはベンチソファを造り付けました。座面の下が収納になっており、多くのものを片づけて部屋をスッキリさせることができます。
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家族が集うダイニングスペース。キッチン開口部の壁は、廃材パネルとモルタルを使用しています。
リビングから続くパーケットフローリングと、玄関のモルタル床。廊下までリビングと同じ床なので、家全体につながりを感じさせます。
廊下の壁にはモルタルを使用。アーチ開口がキッチン、奥が洗面脱衣所の入口になっています。
個性的な柄のタイルが目を引く洗面台は、カウンターを木にして落ち着いた雰囲気に。
トイレはメインカラーをワインレッドにし、壁一面にだけウイリアム・モリスのクロスを使用して個性をプラス。
靴を出し入れしやすい可動式オープン収納。においがこもらずカビも生えにくいというメリットも。
奥にまでモルタル床が続く広い土間玄関。大型のアウトドア用品や子どもの自転車を置いておくことができます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：パーケットフローリング、モルタル（玄関）
壁：モルタル（LDK、廊下）、木板張り（キッチン）、タイル（洗面室）、アクセントクロス（トイレ）
INSTRUMENTS
ソファ：造作
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フィールドガレージ(FIELDGARAGE)
中心価格帯
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リノベりす編集部コメント
床の張り方や壁まで、いたるところに夫妻のこだわりが感じられる空間です。現在は広くつながる空間を楽しみながら、将来は子ども部屋を個室にできるようにするなど、ライフスタイルの変化に対応できるのがいいですね。