家族の距離が近づく、吹き抜けリビングの戸建てリノベ
G-FLAT(ジーフラット) (設計・施工)


時を経た空間の魅力を生かしながら、自分らしい住まいをつくり上げたEさん。無垢材のヘリンボーン張りはどこか懐かしく、築37年の木造住宅と心地よく調和しています。
DATA
間取り図
今あるものを生かし、少しのデザインとアイディアで劇的に変化させる
木の温もりと開放感あふれる、暮らしやすい空間
閑静な住宅街に建つ、築37年木造住宅のリノベーション。無垢のフローリングを使ったヘリンボーン張りの床やむき出しの木の柱によって、ウッディーな空間に仕上げています。
暮らしの中心となるリビングは、家の中のどこにいても家族の気配を感じられるレイアウトに変更。リビングに階段を取り込むことで、外から帰って子ども部屋や個室に向かう時には、リビングを必ず通る動線をつくりました。キッチンも同じ空間にあるため、食事の支度中でも子どもの顔を見て迎えられ、友達が訪ねてきたときも、遊んでいる様子が見えて安心です。
またリビング天井の一部を撤去して吹き抜けを設置。ハイサイドライトからの自然光が、壁全体に反射してリビングをやわらかく包んでいます。
シューズインクローゼットの活用で、洗練された玄関に
住まいの顔ともいえる玄関は、家族が毎日気持ちよく使えるよう、シンプルで美しいインテリアに。玄関の隣りに、土間から靴のまま出入りができるシューズインクローゼットを確保して、生活感のあるものを収納。空間の高さを有効に使えるように壁面に棚を設置し、ポールやフックなども取り付けて、靴やレインコート、傘、子どものおもちゃなど、屋外で使うものをたっぷり収めています。
げた箱が必要なくなり、すっきりした玄関ホールには、光が綺麗に透けて見える室内窓を設置。ゆとりある空間に棚をつくり、花や小物をワンポイントで飾るなど、Eさんのセンスが感じられる場所になっています。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:無垢フローリング
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リノベりす編集部コメント
ヘリンボーン張りのリビングは、木の素材感と開放感で、居心地がよさそうですね。リビング階段にしたことで、家族がいつでも顔を合わせる動線に。またインテリアとしてもアクセントになり、空間にリズムが生まれています。