キッチンカウンターと畳の小上がり。夢を詰め込んだリノベーションで大好きな家に
G-FLAT(ジーフラット) (設計・施工)
リビングから手元が見えない造作カウンター付きのオープンキッチン。オープン棚には夫が愛用している珈琲道具やお気に入りの絵本を飾りながら収納。すぐ手にとれるので使い勝手がよく、インテリアとしても◎。
DATA
今あるものを生かし、少しのデザインとアイディアで劇的に変化させる
何となく思っていた「好き」を具体的にしていく
子どもの誕生をきっかけに、マイホームを検討し始めたSさん夫妻。自分たち好みの素材や色、間取りを取り入れたいと、新築ではなくリノベーションを考えていました。ふとしたきっかけでG-FLAT(ジーフラット) のイベントに参加したことで、リノベーションによるマイホームがいっきにリアルに。「スタッフさんをはじめイベントの雰囲気も良くて、G-FLATさんにお願いしました」。
いよいよプランを練る段階では、当初考えていたよりも、したいことがどんどん出てきたという二人。キッチンカウンターやオープン棚、和室の小上がりなど「プランに組み込まれて形になっていくのが面白かった！」と笑顔で振り返ります。
リビングや和室の小上がりには、造作のオープン棚を設置。本棚は文庫、単行本、雑誌と手持ちの本のサイズに合わせて設計されています。
家族3人がつながる、オープンな間取りに
間取りはバルコニーに面したスペースをオープンなLDKに。一角には畳の小上がりを配置して、リビングと程よくつながる室内窓で間仕切りしました。キッチンは収納たっぷりの対面式で、手元を隠しつつ家族とコミュニケーションが広がるレイアウトにしています。
インテリアは、天然木やグリーンに包まれた北欧スタイル。ウッディな収納や本棚を造りつけ、壁の一部には開口部を設けるなどシンプルで機能的な空間に仕立てました。直線的なラインを多用した空間はモダンを感じさせますが、木の温かみ、森をイメージさせる自然の色使いでやさしい雰囲気に。また部屋に置かれた北欧のキャラクターやカラフルなテキスタイルが空間にメリハリを生み出しています。
ゴロンと横になれる楽しみもある和室の小上がりは、リビングと完全に仕切らず開放感のある空間に。遊び心のある室内窓がアクセント。
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キッチンは小上がりに対面し、ダイニングが横に並ぶ。テーブルまで一直線の動線で、配膳もスムーズ。
ナチュラルな自然色が彩るLDK。ちょっとレトロな照明でカフェのようなくつろぎの場所に。
普段使いの道具は色味を揃えて見せる収納に。使うものをさっと取れて便利なだけでなく、スペースも有効活用。
キッチン背面のオープン棚には、グレイッシュなグリーンのタイルをチョイス。変化のある色使いがこなれた印象です。
壁一面を使ってデスクを設けた小上がり。足元は畳を敷かずに段差を設けているので、椅子のように座れます。
広々とした玄関土間にはシューズクローゼットも。アーチ開口が柔らかい雰囲気を醸し出しています。
キッチンの奥に配置された洗面室。移動が短縮されて、家事の同時進行もストレスフリーに。
時間が経っても深みが感じられる素材の、ヘリンボーンタイルがポイントです。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
開放感のあるLDKにさりげなく区分けされた小上がりをつくったことで、変化のある空間になっています。畳を敷き詰めているのでさまざまな使い方ができそうですね。オープン棚の絵本をお子さんが選んでいる風景を思い浮かべて気持ちが和みました。