家族みんなが楽しめる住まい！レトロ感あふれる戸建てリノベーション
G-FLAT(ジーフラット) (設計・施工)
子どもの様子を見守ることができるフルオープンのキッチン。カウンター壁に黒板塗料を塗り、大きなキャンバスとして楽しめるように。
DATA
間取り図
今あるものを生かし、少しのデザインとアイディアで劇的に変化させる
家族で過ごすLDKはゆったりとしたひとつの空間に
築45年の戸建て住宅をリノベーションした30代の施主夫妻。2人の希望の1つが「大きなリビングダイニングにしたい」ということもあり、1階の半分以上をリビングダイニングキッチンとしました。もとは玄関の脇にあり孤立していたキッチンはリビングに移動させ、オープンキッチンに変更。料理中も家族との会話が途切れることのない、開放的な空間になっています。
洗面室や浴室の水まわりからキッチン、洗濯物干し場まで一直線で移動できるように家事動線にも気を配りました。「家事負担を減らす」という2つ目の希望通り、家事効率のいい間取りに。暮らし始めてその「ラクさ」を実感できる住まいに生まれ変わりました。
大きな梁が印象的なリビング。2面が窓でさらに室内窓もあるので、明るく開放的な部屋になっています。
「楽しい！」と思える仕掛けを取り入れて
リビングに面するキッズスペースの壁は天井まで黒板塗装に。体全体を使って思い切りお絵かきを楽しむことができます。これは、「家族みんなが楽しい！と思う家にしたい」という施主夫妻の希望を汲んで、G-FLAT(ジーフラット) が提案したもの。同様に対面にしたキッチンカウンタ―も子どものキャンバスに。ちょっとした伝言を残したりと、家族のコミュニケーションツールとしても活躍しているそう。
もう1つの「楽しい」仕掛けとして、ハンモックを採用。リビングのアクセントにもなっているハンモックは、子どもにとっては遊べる楽しいおもちゃであり、大人はリラックスできる場所に。ゆったりとしたリビングでハンモックに揺られる時間は至福のとき。家族の笑顔があふれる、あたたかな住まいになりました。
大きな黒板で子どもはさながらアーティスト気分。思うままに絵を描ける、とっておきの場所になっています。
リビングにあるハンモックで、ゆらゆら日向ぼっこもできます。子どもの遊び場所になることも。
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表と裏で色が違うリビング扉。リビング側は壁の色に合わせた白で塗装し、インテリアに統一感を持たせて。
アンティークな雰囲気漂うリビングドア。ガラスの模様が光に反射し、水面のような趣があります。
キッチン背面の棚には、どこかレトロな雰囲気のある雑貨や調理器具をディスプレイ。見せる収納を楽しんで。
窓辺にはちょっとしたグリーンスペースを。家のいたるところに観葉植物を置いて心地よさをアップ。
玄関ホールに室内窓を取り付けることで、リビングとつながりを持たせています。掃き出し窓まで視線が抜けて開放的。
シューズラックもオープンにしてインテリアの一部に。通気性もよく臭いがこもらないというメリットも。
玄関は来客用と家族で分けて使用。壁の間仕切りがあるので、オープン収納の目隠しにもなっています。
こだわりの玄関扉は、素材から形、模様まで相談してつくられたG-FLATオリジナル。大きな鏡で空間に広がりを持たせて。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：無垢フローリングナラ材
壁：ビニールクロス
INSTRUMENTS
キッチンカウンタ―：造作
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リノベりす編集部コメント
孤立することなく家族との会話が楽しめるオープンキッチンが大きなリビングダイニングとつながっていることで、いつでも家族が一緒に過ごせる住まいになりました。ハンモックや黒板など、子どもが思い切り楽しめるのがいいですね。