余白を残す、マンションリノベ。造作収納と独立したワークスペースですっきりした生活空間に
空間社 (設計・施工)
ともに在宅勤務が増えたというWさん夫妻。リビングに隣接する部屋を独立したワークスペースに。アメリカンチェリー材の間仕切り壁はインテリアのアクセントになっています。
DATA
間取り図
「小さいからやれること」を大切に、てまひまかけた家づくり
オーダーメイドの収納を適切な場所につくる
白い壁。白いカウンター。白い家具。窓からの光を受けて明るく軽やかな空間を、グレーのソファや木目の間仕切りが引き締める。すっきり透明感のある、Wさんの住まいです。
マイホームのきっかけは子どもが生まれたこと。リノベーションを前提に、眺めのよさを第一条件に中古物件を見て回り、今のマンションを購入。自宅近くにあって以前から気になっていた空間社を訪れ、フルリノベーションの設計・施工を依頼しました。
コンセプトは「空間の中に少し余白を残すこと」。家具をたくさん置くのではなく、部屋に合わせて収納家具をオーダーメイドすることで、ゆとりのある空間をつくりました。
2部屋をつなげて広くなったLDKには、腰高のカウンター収納を造作。オリジナル設計のキッチンカウンターは、リビング側から見るとシンプルな箱ですが、中身は大容量の引き出し収納に。さらに各部屋の収納とウォークインクローゼットを造りつけ、生活空間に余白を残しています。
2人の好みをミックスしたインテリア
明るいリビングの隣には独立したワークスペースを配置。夫妻ともに同じ職場で、在宅勤務も増えてきていたことから、夫はこちらのワークスペース、妻は気分に合わせてコンパクトなテーブルの場所を変えながら仕事をしているのだそう。
インテリアは、夫の好きな白やグレーのクリーンな雰囲気と、妻の好きな優しい木目&すっきりを上手にブレンド。床はベージュのカーペット、壁や天井は白で仕上げ、ワークスペースのリビング側の壁一面に、アメリカンチェリーの明るい木目を取り入れました。
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リノベりす編集部コメント
収納を造作することで、生活する場所がすっきりとしていますね。置き家具が最小限になり空間の凹凸が減ることが、余白につながっています。白、グレー、木目が配された空間は、クールでありながら素材感に安らぎます。