パリのアパルトマンのような美しい住まい。モールディングを駆使したマンションリノベーション
KULABO(クラボ) (設計・施工)
パリの街角にあるワインバーを思い起こすキッチン＆ダイニング。素材感のある石目のパネルや扉で、カッコいい大人の空間をつくりました。ゲストや家族と交流を楽しむオープンなテイストです。
DATA
間取り図
デザイン性と価格のバランスを重視し、「暮らしやすく自分らしい住まい」を提案してくれるリノベーション専門集団
立体的なデザインがエレガントな雰囲気を構築
住まう人の確固たるセンスがうかがえるスタイリッシュに整えられた住まい。中古マンションを購入してリノベーションすると決めたKさんが目指したのは、「パリのアパルトマン」のようなデザイン性のある空間でした。
好きなインテリアを実現するために、天井や窓枠など部屋全体にモールディングを施工。陰影のある立体的な美しい模様がそれぞれのスペースをつなげ、こだわりのスタイルにまとめています。リビングのテレビボードもモールディングを施したオーダーメイド。エレガントな雰囲気と格調の高さをもちながら、部屋のフォーカルポイントになっています。
上部にプロジェクタースクリーンを格納できる、造作のテレビボード。スクリーンを下ろせば、リビングはシアタールームに一変します。
シンプルなワンルームでホテルライクな暮らしに
テレビボードの対面は、ブルーの濃淡でまとめた壁。モールディングの腰壁に花柄のクロスを組み合わせることで、お互いの個性を引き立たせるとともに、ぐっと華やかになりました。その奥に続く壁にはブラケットライトやスポットライトを設置。間接照明のやわらかな光が部屋全体にくつろぎを与えてくれています。
もとの間取りは和室を含む3LDKでしたが、リビングの一角にベッドスペースを設けたワンルームに。ソファやダイニングテーブルと同じ空間にベッドがある風景は、まるでリゾートホテルのような趣きです。在宅での仕事や趣味の手芸に取り組むワークスペースは、ガラス張りの半個室型。作業しているときも、美しいインテリアを目にすることができるので心豊かに過ごせます。
リビング、ダイニング、ベッドスペース、さらに半個室のワークスペースまでがゆるやかにつながる、開放感に満ちたワンルーム。
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ソファに座ってテレビを楽しみ、ベッドでのんびり映画を観ることも。どこにいても居心地のよい家になりました。
テレビボードは日本伝統工芸の組子をはめ込んだデザインに。扉内部にはTV関連のガジェットを収め、組子の空洞を活用してリモコンセンサーやBluetoothを使えるようになっています。
使い込まれたような素材を選ぶことで、雰囲気のあるコーナーに。
キッチンとリビングはダミーの柱で間仕切り。ニッチには調味料を収納。
インテリアの工夫で、省スペースかつ快適なワークスペース。
広いL型カウンターで、趣味の手芸もゆっくり楽しめます。
シンプルで使いやすい、造作洗面台。カウンターも広くしました。
オレンジ系の花柄とパープルの壁紙、ガラス照明、真鍮を品よくまとめて。
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KULABO(クラボ)
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リノベりす編集部コメント
モールディングをたっぷり取り入れることで、海外の家のようなインテリアが実現していますね。上品なイメージとラフさが程よくミックスされ、個性的な住まいになっていると感じました。造作のテレビボードが圧巻です。