アイランドキッチンを中心にしたマンションリノベーション。程よい距離感で仲良くくらす間取りに

家族が自然と集まるキッチン&ダイニング。食に関わる仕事をしている料理上手な妻を中心に、食事をする場所がコミュニケーションの要になっています。
DATA
間取り図
自らの子育ての経験を踏まえ、暮らしの変化に柔軟に対応できるリノベーションを提案
オープンキッチンは家族みんなが集まる場所
広いワンルームのLDKに足を踏み入れると、まず目に入るのは、木目が美しいアイランドキッチン。栄養士の資格を持ち、食育のイベントで食べることの大切さや楽しさを伝えている妻のリクエストを、たっぷり詰め込んだキッチンです。
食べることが大好きな家族が集まるのは、キッチン&ダイニング。そこで今回のリノベーションで思い切ってキッチンを広くとり、日当たりがよく、視界の抜ける気持ちのいい場所に移動しました。
さらに壁いっぱいを使ってパントリーやオープン棚を造りつけ、作業が効率よくはかどる工夫も。キッチン本体は料理中も会話が弾む対面式、ダイニングテーブルは家族みんなの顔が見やすい丸型を選んでいます。
それぞれの居場所をつくって楽しく過ごす
リノベーション前は、家族5人の居場所が定まっていなかったというHさん夫妻。書斎は在宅ワークもある夫と高校生の長男が共有していて、長男の寝室としても使用していました。
また、夫はソファで寝ていたため、リビングが片付かず、隣の和室には子どもの物があふれて雑然としていたといいます。
そこで、お互いが快適に過ごせる距離感を見つけ、間取りを再構築。LDKから離れた場所に夫専用の書斎をつくり、長男の部屋も独立させました。妻の個室はリビングとつながりながら、隣の小学3年生の次男と幼稚園の長女が一緒に使う部屋とも付かず離れずの距離感に。子ども部屋は変化の多いスペースなので、あまりつくり込まず、自由に使えるようにしています。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:フロアタイル(東リ・バイオミックストーン)
INSTRUMENTS
キッチン:田中工芸・リルノ
洗面台:アイカ・スマートサニタリーU
トイレ:TOTOネオレスト
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+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ)

中心価格帯
対応エリア
リノベりす編集部コメント
明るく快適な場所に移動したキッチン&ダイニングが、家族のくつろぎやコミュニケーションの役割を果たしていますね。オープンなLDKとそれぞれの個室のバランスが取れているので、ちょうど良い距離感で家族が思い思いに過ごせそうです。