テーマはミッドセンチュリー。大胆なデザインの個性的な空間にリノベーション
SCHOOL BUS|スクールバス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「ゆるかっこいい」アメリカンモダンな空間を
「ミッドセンチュリー」という言葉で、イメージを共有することに成功
希望していた「暗めの雰囲気」という意味合いを、「ミッドセンチュリー」という言葉で上手く共有できたというFさん夫妻と、設計・施工をおこなったスクールバス空間設計(SCHOOL BUS)。重厚感のある色調をベースにして、リノベーションを進めることになりました。
部屋の印象を大きく左右する床は、色味の濃いナラ材をヘリンボーン張りにすることで個性的に。一歩足を踏み入れたときから、施主のセンスを反映する空間になっています。
天井には、特徴的な表情のあるTSボードを使用。創造性の高いコンビネーションで、他にはないミッドセンチュリーの空間に仕上げています。
エントランスが開放的になる大きなガラス扉
最も特徴的な間取りの変更は、個室だったスペースを一部取り込んだエントランス。段差を極力除き、リビングダイニングとの仕切りをガラスにすることで、一体感のあるデザインに。仕切りや扉のデザインは黒のアイアン枠を使って、部屋のテーマであるミッドセンチュリーの雰囲気になるよう工夫。玄関に入った瞬間に、この家のテーマがひと目でわかるようになっています。
エントランス上部には観葉植物などを吊り下げるなど、アレンジや装飾を楽しめるよう黒のアイアンバーを設置。ガラス越しに、リビング側からもエントランスのインテリアを楽しむことができます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:ナラ(LDK)、フロアタイル(トイレ、洗面室)、モルタル(玄関)
壁:アクセントクロス(トイレ)、タイル(キッチン、洗面室)
天井:TSボード(LDK、玄関)
リノベりす編集部コメント
家じゅうすべての空間が、ミッドセンチュリーというテーマから外れることなく仕上がっています。夫妻の細かな希望も、空間の雰囲気に合うように実現されていますね。