リビングから上れるロフトは子ども部屋!住み慣れた家を立体的にリノベーション
SCHOOL BUS|スクールバス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「ゆるかっこいい」アメリカンモダンな空間を
ライフステージの変化とともに、住まいを再構築
黒いフレームのロフトがポイントの開放感あふれる住まい。角部屋ならではの2方の大きな窓から、光や風が心地よく通り抜けます。こちらに暮らすのは夫妻と子ども2人の4人家族。広さは十分なものの、子どもが成長するなどライフステージが変化してきたことで、リノベーションを決意しました。
SCHOOL BUS|スクールバス空間設計の現地調査で分かったのは、キッチン天井の上に高さ2メートルの空間が広がっていたこと。そこでこの空間を活かしてロフトを増設し、2人分の子ども部屋をプランしました。ロフトまでは急角度の梯子ではなく、ゆったりした角度の手すり付き階段を設置。リビングと程よくつながっているので、階下で過ごす家族にも子どもの様子が伝わります。
モノトーン×無垢材の心地よい部屋
ロフトを子ども部屋にしたことで、暮らしの中心となるLDKはもちろん、玄関や水まわりにもゆとりが生まれました。そこでキッチンと玄関には大きな壁面収納をプラス。さらに洗面コーナーと脱衣所を分け、帰宅後の手洗いや朝の身支度がしやすい動線をつくるなど、使いやすい間取りになっています。
インテリアは、白を基調に無彩色を使ってシンプルかつシックに。室内ドアや収納の框(かまち)扉は黒く塗装し、キッチンの腰壁はグレーのモルタルを選択。色味を抑えた部屋に、ヘリンボーン張りの無垢材やさりげなく置かれるグリーンがアクセントになって心地よさを引き立たせています。
リノベりす編集部コメント
天井の上に使えるスペースがあったことで、住まいの使い勝手もデザインも大きく変わっていますね。リノベ前には存在しなかった床面積がプラスされ、空間のゆとりに加えて家族の時間もゆったりと流れそうです。