20年賃貸に出していたマンションを仕立て直し！広々LDKとたっぷり収納をフルリノベで実現
アートリフォーム (設計・施工)
希望したのは「とにかく明るく開放的なLDK」。キッチンの位置は変えず、壁を取り払ってゆったりした空間をつくり上げました。キッチンはダイニングテーブルとセットにして統一感のあるインテリアに。
DATA
間取り図
住まいのリアルな課題点に、女性プランナーがさまざまなニーズに合わせて柔軟に対応
オンライン打ち合わせで、図面やイメージを共有
20年前に購入したものの、夫の仕事で日本各地や海外を転々としていたため、長らく賃貸に出していた2LDK・65㎡のマンション。東京への転勤が決まったタイミングでそのマンションが空いたので、リノベーションをして家族で住むことにしました。
転勤前は大阪で暮らしていたこともあり、打ち合わせはほぼオンラインだったそうですが、夫が東京、妻が大阪という日でも、一緒に参加することができてむしろ助かったと夫妻。また、図面を画面で共有したり、建材などのサンプルを事前に送ってもらったりすることで、イメージの相違もなくスムーズに進められたのだと言います。
新年、気持ちを新たに「そうだ、リフォームしよう」と決断。1～3月でプラン、4月に契約、5～7月で施工、というスケジュールで進みました。
間取りの工夫で、コンパクトな空間を居心地よく
これまで広めの物件に住んでいたことが多く、その間に衣類などが増えていってしまったため、コンパクトな面積にいかに物をすっきり収めるか、開放感のあるリビングをどう確保するかが課題になりました。
既存の壁は取り払い洋室の一部を取り込んで、ワンルームのようなつながりのあるLDKに。オープンキッチンにすることで、大きな窓を介して屋外への広がりを獲得しています。 ショップをイメージしたというウォークインクローゼットは、家の中心に配置。ブラックカラーのガラスを間仕切りに使い、内部は見えないようにしつつも閉塞感を和らげたことで、「以前よりリビングが広く感じる」と夫妻。たくさんの衣類や靴も収納することができ、暮らしにもゆとりが生まれています。
LDKの仕切りをなくしてコンパクトな空間を広々使うオープンプラン。低い家具と厳選した色でコーディネートすることで、圧迫感のないリビングダイニングに。
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生活スタイルが違う夫妻なので、寝室には間仕切りを。夫は座敷風ベッドの和の空間で、妻はベッドスタイル。それぞれにテレビを設置。
最初はヒノキ風呂を希望していましたが、設置が難しく、木目のシステムバスに。自然光が入るよう、内窓を取り付けています。
広がりを感じる「白」にこだわった玄関。床のタイルもサンプルを取り寄せ、一番気に入る「白」を探しました。
玄関に飾られているのは、シンガポールに住んでいた頃の思い出の品。担当者の工夫で実現したニッチ棚は、住まいの個性のひとつに。
ビフォー・アフター
INSTRUMENTS
キッチン：グラフテクト（セミオーダー）
浴室：TOTO
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リノベりす編集部コメント
限られたスペースを無駄なく機能的に使い切って、開放的なリビングや大きなウォークインクローゼットが叶えられています。家族が集まるLDKもほどよい距離感の寝室も、それぞれくつろぎ感がありますね。