素材感を重視したリノベーションで、居心地のよいブルックリンスタイルを実現!
SCHOOL BUS|スクールバス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「ゆるかっこいい」アメリカンモダンな空間を
細部にまでこだわって、憧れのデザインに
築27年・90平米超のマンションをリノベーションしたNさん。夫妻と子どもの4人家族で、新しいわが家は「本場さながらのブルックリンスタイル」をめざしました。
玄関ホールからリビングの壁の一面にブリックタイルを張り、天井は躯体現しにして高さを確保。さらにダクトレールでスポットライトやペンダントライトを設置して、本格的なブルックリンスタイルを表現しています。また、扉などの建具や家具もインダストリアルなものをセレクト。子ども部屋の入り口は使い込まれたような風合いの黒いドア。窓枠にもこだわって、無骨なアイアンを細く加工したデザインに。インテリアも色数をおさえ、部屋全体が落ち着きのある大人の雰囲気に包まれています。
リビングを中心にした間取りでキッチンも使いやすく
廊下によって生活が分断されていた間取りは、部屋の線引きを変えて、広いリビングを中心に再構築。リビング横には子ども部屋を配置して、子どもの出入りする様子や室内の気配が自然に感じとれるようにしています。また2人並べるワークスペースをつくり、リビングとは室内窓で間仕切り。大きな本棚も造りつけて、子どもが宿題に取り組んだり大人が仕事をしたりする、親子で共有する自由なコーナーとしました。
一方、壁に囲まれていたキッチンはオープンタイプに変更。シンプルなI型キッチンと大容量のパントリーに加え、ダイニングをキッチンと横並びにすることで、効率的で無駄のない動線を確保しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:オーク材
壁:ブリックタイル(リビング、廊下)
天井:躯体現し
INSTRUMENTS
キッチン:ハンセム
洗面:造作
リノベりす編集部コメント
素材も色味も選び抜いているので、洗練されたブルックリンスタイルになっていますね。ラフでハードなテイストながら、くつろぎ感も伝わってきました。程よく仕切られたワークスペースは、今の時代の心強い味方ですね。