シンプルで機能的!家事動線に工夫のある、北欧デザインのマンションリノベーション
たすかけ 吉祥寺ラボ (設計・施工)


機能性だけでなく、デザインにもこだわったII型のフルオーダーキッチン。ダイニングテーブルを照らすのは、北欧照明を代表するルイスポールセンのPH 5。
DATA
建築家や家具屋とコラボしたリノベで、「自分らしさ」「家族らしさ」を提案
インフィニティな動線で、家事がストレスフリーに
北欧デザインが散りばめられたモダンでスタイリッシュな住まい。こちらに暮らすのは夫妻と子ども2人、愛犬のファミリーです。
リノベーションにあたり希望したのは、「リビングで過ごす時間が長いため、独立していたキッチンをリビングに取り込み、家事をしている時間も家族全員が同じ空間で過ごせること」。そこで、キッチンとリビングの一体感を重視しつつ、生活スタイルの変化は今後も続くことを見据えて、生活動線を複数設け、同じ空間で過ごしつつも心地よい距離感を保てるプランを提案しました。
プランには毎日繰り返される家事が、気持ちよく片づけられるアイデアも盛り込まれています。
例えば、食料品の買い物から帰ってきたとき、玄関からキッチンに行く際に必ずリビングを通るプランだと、荷物を運ぶ動線がどうしても長くなってしまうもの。そこで、玄関からLDKにつながるメインの動線のほかに、直接キッチンに入れる動線もつくりました。
大容量のシューズインクローゼットも家事ラクのカギ
動線とともに、家事をしやすくしているのが、家の随所に設けられた収納。リビングの上部を開放した白い壁で仕切られた中にも収納を設け、リビングに生活感が出ないように配慮しました。実はこちらは夫と愛犬のための隠れ家のようなスペース。LDKともさりげなくつながるフレキシブルな空間で、家族がそれぞれ快適に過ごせるようになっています。
玄関と廊下の2方向から出入りできる、広々としたシューズインクローゼットを配置。玄関からフラットにつなげて靴のまま入り、愛犬のお散歩グッズやアウトドア用品もさっと片付けられるつくりに。帰宅後は靴やコートを指定場所に収納したら、玄関に戻ることなく直接室内に入れます。そのほかの画像を見る
写真:©Shuya Sato
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リノベりす編集部コメント
生活感を感じさせない、落ち着きのある空間ですが、家事がスムーズにこなせる秘訣がたくさん取り入れられていました。ライフスタイルに合った動線や収納は気持ちがよく、好きなインテリアもキープできそうですね。